https://netallica.yahoo.co.jp/news/20170419-34626985-radiolife
。「RANSOM_LOCKYと報告されている、ランサムウェアです。ちょうど仕事先とのメールのやりとりの最中に、相手の送信元を偽装したメールが送られてきて、うっかり開いてしまったそうです」。
ファイルを開くとどうなるのでしょう。「ウイルスはバックグラウンドで動くので、Windowsはそのまま動作します。が、PDF・Word・Excel・JPEGなど仕事で使われそうなファイルは軒並み暗号化されました」。
ウイルス感染によって暗号化されたファイルは「.locky」という拡張子になり、開けなくなっていました。また、壁紙が勝手に変更され、日本語の警告文が表示されていたといいます。
ウイルス感染で結局は全初期化
そこに「ファイルの復号に必要な秘密鍵は、Torブラウザでアクセスして、指示に従えと書かれていました」とのこと。日本語でメッセージが出るウイルスということは、完全に日本人を狙ってるのでしょうか。
「そうです。相手のサーバはダークウェブにあるようで、匿名ブラウザを使うよう指定。秘密鍵をBitcoin(当時で2万~3万円ぐらい)で買えと。一般ユーザーにはハードルが高いですね(笑)」。
ウイルス感染で暗号化されたファイルは復号できたのでしょうか。「セキュリティ会社が配布する復号ツールを試しましたが、亜種なので無理でした。金を払っても復号化できる保証もなく、結局は全初期化です」という結果でした。