Tokyo Walker

諸事探訪

AUTO YASHINON 50cmF2(その後)

2020年04月25日 22時17分38秒 | カメラ

 どうしても、絞り羽根の引っ掛かりがあり、動作が安定しない。この骨董品を修理してまで使うべきかどうか大変迷うところだが、意を決して某所に「修理」を依頼することにした。某所は自称プロとは言っていないが、相当の技術力で、Web Pageの実績を見ると経験も豊富、仕上がりの自己評価も素晴らしいものがある。で、2020/03/25依頼してみたら気持ちよく引き受けてくれた。このような形で修理を依頼するのは初めてだが、とにかく自分ではこれ以上やると破壊させると判断し、ダメ元でお願いしてみた。

 2020/04/23、修理は完了し、無傷で無事に戻って来た。その前にMailで修理内容と完了報告があり、内容は承知していたが、何といっても現物を見ないと安心できない。写真に依ればName Plateは無事外れて、分解できたらしい。大きな修理部分としては、絞り環下のグリスの劣化と、液化したものが回り込んでいる状況、更に、絞り羽根に赤さびが出ている状態。
 これを清掃、磨き研磨で綺麗にしてもらった。絞り羽根の赤さび落としは手間のかかる作業だったと思うが、見事に復活した。

 「完了報告」の中で、「絞り羽根をダイレクトに開閉している環 (リング/輪っか) に「白色系グリース」がビッチリ塗られている」と指摘があった。
 犯人はわたしなのだが、少しでも絞り羽根の引っ掛かりが改善できればと思い、やってみたものだ。
 しかし、「「絞りユニット」には特殊な構造/設計でない限りはグリースなどを塗ったりしません。」とお叱りを受けてしまった。返す言葉もないが、Name Plateが外れないからやむを得なかったのだ。

 そんな訳で、AUTO YASHINON 50cmF2は羽根の引っ掛かりも無くなり、羽根の汚れ、さびも無くなって全快した。絞りの重いクリック感も適切で快適なステップになり、これで安心して使えるというものだ。掛った費用に見合った「修理」内容であったと思う。

・・・素晴らしい。



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