新入社員も何とか5月病にならず、順調に育っています。
熔接の訓練をしたり、レーザー加工の勉強をしたりみんながんばっています。
毎年ホ○ダ学園からも定期的に入社がありますが、学校での下地が出来ているので吸収が早くて頼もしい限りです。
ただ、総じて挨拶の声が小さいですね・・・。
荷役や機械の金型交換などでフォークリフトや天井クレーンを使うケースが多いので随時資格取得させていますが
フォークリフトで最近ちょっと気になる事を耳にしました。
それは乗車姿勢で、私が資格取得した当時(37年前)では荷役走行中は、左手でステアリングノブ(握り玉)を
しっかり握り、右手ではフォーク爪の昇降レバーとマスト起伏レバーに手を添える、と教わりました。
それが今では・・・・・。右手は軽く握って太ももの上におく。
これじゃ、走行中に大きく荷がゆれた際に咄嗟の操作が追いつきません。
手を添え、走行しているとグラッと来た時に右手指先だけである程度コントロールできます。
フォークリフトの大半がサスペンションナシで、タイヤもカッチカチのソリッドタイヤを装着していることがあり
路面の起伏がダイレクトに車体に伝わります。当然ですがタイヤから一番離れている荷物には
その距離分だけ衝撃や揺れが増幅されます。
現在はなぜ荷役レバーの手を添えることを教えないのか???1度に2つの作業が出来ないから?かな~。
一目でわかるフォークリフト熟練者・・・右手の位置。
とまぁ、この様に説明しても聞く耳持たずもいますが。
挙句の果てには右手もハンドル上においていたり・・・・。
老婆心ながら御忠告です。痛い目にあうのは私ではありませんので。
2~3度荷物をひっくり返すとわかるかな、いや、ヤッパリ無理だな。
フォークリフトの資格
積載最大荷重1t以上のフォークリフトは「技能講習」1t以下は「特別教育」です。
運転技能講習(学科11時間・実技24時間)を受けて、学科・実技の修了試験に合格すること。
普通免許や大特免許を所有している者はそれぞれの免許に応じて学科や実技の講習時間が減免される。
講習科目[編集]
学科
走行に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
荷役に関する装置の構造及び取扱いの方法に関する知識(4時間)
運転に必要な力学に関する知識(2時間)
関係法令(1時間)
実技
走行の操作(20時間)
荷役の操作(4時間)
※学科・実技とも、修了試験が課される。
③走行時の姿勢は、左手でハンドルノブをにぎる。右手は右足の太ももの上に軽く置く。
(左手でハンドル操作をおこなうのが原則である。)