4年周期の証明 日本のサッカー大好き!

サッカーについて語るときに私の語ること サッカー大好き ジャパンフットボールで一期一会 記事上ノくーろん者。

夏の王様秋の国立に沈む

2005年10月06日 23時29分38秒 | 観戦記
高円宮杯第16回全日本ユース(U-18)サッカー選手権大会
準々決勝
10月6日 18時45分キックオフ
国立競技場
気温18度
青森山田高 (1次ラウンドD組1位)0-4 札幌ユース(1次ラウンドA組2位)

インターハイ決勝那覇西に4-1で快勝し青森勢初。東北勢としては68年秋田商以来、37年ぶり2度目の快挙を成し遂げた青森山田。今日このスタジアムに訪れた青森サポーターは誰もが16度目の高円宮杯に巻き起こる旋風を期待していただろう。しかしその希望は介し28秒 札幌の9番川村の強烈なジャンピングボレーによって打ち砕かれた。その後も 札幌の攻勢は衰えず青森に一瞬の隙もあたえない。素早いプレス、力強いボール奪取、空中での支配率、どれをとっても青森の出る幕はなかった。16分札幌10番藤田に左サイドを突破され逆サイドに送ったクロスに再び9番川村がヘディングで合わせ引き離す。浮き足出す青山イレブン、パスはカットされ放つシュートは空を切る。前半終了間際青森、DFとGKの間合いが合わずルーズボールがフリーになったところに札幌17番門間が飛出し正確なシュートを決め僅か42分で青森イレブンを沈黙させる。後半札幌は3バックから4バックに代えボランチ2枚を下げ前倒しになる青森を予想し守備を固める。青森は引いた札幌にサイドから仕掛けるがシュートは尽く弾き返され体力だけを消耗していく。後半29分前屈みの青森の裏をつき前線にいた10番藤田がフリーでパスをうけペナルティエリアに持ち込みシュート、青山にとって絶望的な4点目を刻む。途中青森3番澤本負傷によりロスタイムは2分となったが青森のゴールシーンが訪れる事はなかった。

次戦準決勝では最後の高校チーム滝川第ニとあたる札幌。高校キラーとなってこのまま優勝まで走り抜ける事ができるか。青森は大敗によって見えた新たな課題を修正し冬の選手権で再び国立の地を目指して欲しい。
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限りある力

2005年10月06日 01時16分27秒 | KAZU
倒されても、掴まれても、誰よりも早くボールを追い誰よりも冷静に流れを読む。J1で全試合レギュラー出場は難しいかも知れない。しかしJ2の下位チームを支えるにはまだまだ十二分すぎる。海外移籍後新たな国内チームに目を向けてもいいのではないだろうか。
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泥沼の底

2005年10月06日 01時04分23秒 | 観戦記
2005Jリーグ ディビジョン2
第35節
横浜FC 1 - 1 コンサドーレ札幌
2005/10/05
19:01キックオフ
西が丘サッカー場
入場者数:4,331人
曇時々雨 18.4℃

30節以降上位チームからの勝利は0。今節5位とまだまだ昇格争いに名を列ねる今季好調の札幌を相手とはいえ総シュート数1、総コーナーキック数1、フリーキックに関しては10本も上回る攻勢だったにも関わらず不安定な試合運びからドローに終わった。平日夕方の悪天候の中、4年振りのホーム代替え地に足を運んだ多くの横浜サポーターはカズのシドニー移籍の前に1点でも多くのカズゴール、そして置き土産の勝ち点を待望していたのではないだろうか。ここまで数試合このチームの試合を観て強く感じた事はJ1リーグではレギュラーが困難と思われる城が最高のファンタジスタを演じるレベルということだ。10番を背負う内田、両サイドを担う北村、吉武に至っても十分にボールを保持することができていない。しかし彼等は中盤でショートパスを駆使して前線へ繋ぐというあえて困難な茨の手順によって試合を展開する。J1昇格を狙うJ2上位チームが好むロングボールを駆使する試合運びとは大きく異なる。J1という多くの選りすぐったメンバーで構成されるチームとは違いパス、トラップ、ドリブルレベルで大きく他のチームと格差のあるチームが行なう戦術とは考えられれない。また高身長の富永をカズに代えポストプレーヤーとして起用していたが未だにスピードとFWとしての判断力の遅さ、身長の割に伸びない跳躍力などとてもトップポジションに値しない選手を起用する事しか出来ない選手層の低さも問題化もしれない。今日行なわれたセレモニーに登場した高田選手(湘南から移籍)、望月選手(元代表)の加入によって7月以降5人もの選手が加入した横浜FC。今だ昇格権の可能性のあるリーグ3位には困難な状況に立たされているが、残された試合を選手にとっても、サポーターにとっても満足のいく結果で終える事を願いたい。
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