スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

黛ジュン&五月みどりショー

2016-01-13 07:49:11 | イベント

小江戸川越で一番ホットな「湯遊ランド」を経営

している社長さんより招待を受けて「五月みどり、黛ジュン

北川大介、純烈、ディナーショー」に行って来た

この日の夜はある意味全く非日常の感動的な時を過ごした

こちらは温泉気分をのんびり味わえる「湯ゆうらんど」

川越観光にはベストアクセスの「ホテル三光」

そして大衆演劇の小江戸座」3つがあり

1か所で遊んで、泊まって、食事して

さらにお風呂で湯ったりできる

正に中高年にとっては夢のパラダイス世界だ

大宴会場前の広場、居酒屋割烹まつりの

お食事処は熱気ムンムンしていた

ディナーショーが行われる大宴会場

この日は昼の部とディナーショーとの2部制で

足の踏み場もない程の満席。来ているお客は

圧倒的に中高年層でなかには風呂上りの

浴衣を着ている人もいた

壁にはここで出演した芸能人のサインと思われるものが

プロマイド写真と伴に恐ろしい数貼ってあった

この雰囲気はあまり体験したことがなく

圧倒されてしまった。

私達が着席すると間もなく隣り、向かい側の女性から

声が掛かってきた。どうやら前座の「純烈」という

40才前後の男性グループの追っかけの人達らしい

隣の60代後半のオバサンは横浜から、向かいの

同年代の女性は宇都宮から、斜め横の二人は東京と小田原から

来たと言っていた。昨日は上野東天紅に応援に行ったとか。

ショーが始まると応援グッズみたいなライトを振りかざして

一緒に歌っている。

目はキラキラ輝き、もう少女の様で

こうゆう人生もあるのだナーと変に感動してしまった

 

ここからは黛ジュンのショータイムだ。

初めはロングドレスで登場

彼女は昭和23年5月26生、東京都調布市出身

1960年代後半を中心に独特のパンチの効いた魅力的な

歌声でヒットを飛ばした

そして彼女のもう一つの売りはミニスカートから見た美脚

その足にはその当時、保険を懸けていたという話を聞いた覚えがある

ストッキングをはいている為か

その美脚は今も衰えていなかった

彼女の歌手生活のスタートは米軍キャンプでジャズ歌手として迎えた

「恋のハレルヤ」で再デヴュー。そして1968年

このDVDで歌っている「天使の誘惑」で第10回

レコード大賞に輝いた

他にも「雲にのりたい」「夕月」(三木たかし作曲)

その後2006年、原因不明の喉の病気で歌声が

思いどうりに出せなくなってしまった

その影響もあってかあるいは年の為か往年のパンチ力ある声は影をひそめていた

知る人ぞ知る黛ジュンの実の兄は作曲家の三木たかし

昭和20年生の彼からはいつまでも世に残る名曲の数々が生まれた

石川さゆりの「津軽海峡冬景色」

テレサテンの「時の流れに身をまかせ」

「つぐない」

坂本冬美の「夜桜お七」

チョーヨンピルの「想い出迷子」

そしてアニメソング「アンパンマン」のテーマ曲等

当日は兄三木たかしの代表曲4曲もメドレーで歌ってくれた

 

そしてトリは五月みどりショー

このDVDで本人も話している様に五月みどりさんは

昭和14年10月21生の76才

東京都江戸川区出身で、著名な家族でも知られている

女優歌手の「小松みどり」は実妹。

弟の西城正明はプロボウラー

最初の夫との息子「西川哲」はプロゴルファーでその

妻はアイドル歌手の「菊池桃子」

現在は神奈川県湯河原町に在住

ご覧の様に今でも(76才)遠くから見ると愛らしく

チャーミングで艶っぽい

湯遊ランドのK社長とは数十年来のおつきあいで

合間を見て紹介してくれると言ってくれたが

その夢は実現できなかった。

昭和36年ヒットの「おひまなら来てね」

五月みどりさんには今でも破られていない記録がある

第14回紅白歌合戦で「一週間fで十日来い」を

歌い、TV番組として史上最高の視聴率81.4%を記録した

今流行りの言葉で言えば芸能界のレジェンドだ

その後日活ロマンポルノ映画「五月みどりのかまきり夫人の告白」に主演

熟女ヌードのさきがけとなった

歌では芸者シリーズ「温泉芸者」「熱海で逢ってね」もヒット

日テレのドラマ「伊東家の食卓」の母親役でも活躍した

私生活では3回結婚、そして離婚

今は事実上4番目の夫と生活している

絵を画く才能もあり、平成元年二科展で入選している

フィナーレで五月みどりと黛ジュンのコラボ

2人は同じ事務所で仲も良く、互々それなりの年齢にもなり

2人の会話は人生の味が出た大人のトークで魅力的だった

今回の悪い言葉で言えば場末のディナーショーは

華やかなスターのショーよりずっと味があって

奥が深く人生の極意が秘められた

時の流れであった。