スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その176-Ⅱ~

2020-12-11 06:25:19 | 食~うなぎ・寿司・天ぷら

うなぎ処 古賀

さいたま市浦和区常盤7-1-10 (小林ビル1F)

TEL 048-753-9986

定休日 水曜日

https://unagidokoro-koga.com/

浦和のうなぎ屋のなかでも比較的新しい古賀さんが

西浦和駅前からR17号線沿い(ロイヤルホストの隣)に移転してきて9月20日(日)にオープンした。

(旧店は2014年9月12日付ブログ参照)。

自分的評価では、うなぎの街・浦和の中でもベスト3に入る旨い店で

前のお店を知っているだけにどんなお店に変身したのか興味津々であった。

初訪問した印象は「やったナ!勝負したナ!」という感じを強く持った。

尚、新店は駐車場はなく目の前のコインパーキングの駐車券サービス(200円+100円)を行っていた。

当店の大将は東京・南千住の名店「尾花」で27年間修業した確かな腕の持ち主。

その味は前店で評判になり、お客が入れない程の名店に成長した為、店の広さも数倍大きくした。

前店は大将の鰻を焼く勇姿は見ることはできなかったが、

新店ではご覧のようにオープンな造りに変えて思う存分その技を堪能することができる。

もう1人焼き職人が居たのもすごいことだ。

店内に入ってまずその雰囲気にビックリ。

白を基調とした清潔感溢れるデザイン。

まるでフレンチレストランのような内装で今までの古典的鰻屋さんのイメージを一新して全く風情を変えた。

これは思い切った決断をご夫婦はしてコンセプトをはっきりさせ、

そのことで何か期待するものを表現したのだろう。

全席で35席、広々としたテーブル席は白いロールカーテンで仕切られ、最大10名まで利用できる個室も登場。

その上、大将の技を目の前で見ることができるカウンター席も5席用意された。

天井も鰻屋さんでは考えられないダクトがむき出しのスケルトンで、しかも白で統一。

新装となった古賀は味だけではなく、

それを包む店の雰囲気を楽しみに行く価値は充分ありますヨ、読者の皆さん!

当店のブランド鰻は高知県産の「森田さんの鰻」。

低温養殖で自然に近い環境で育った鰻だ。

鰻重は松(200g)5,500円、竹(160g)4,500円、梅(120g)3,500円、

それ以外に、もみじ(95g)2,700円、うな丼(65g)2,000円、ひつまぶし(120g)3,500円がある。

お吸物は+50円で肝吸いに変更可。

その他に肝焼き400円、うなぎレバー串400円、焼き鳥250円、しそ入りつくね200円、

一品料理として、う巻き1,700円、うざく1,500円、どじょう唐揚げ700円、厚焼き玉子600円。

鰻重の梅コースのビフォーアフター。

120gでも充分の大きさがある。

毎日産地から仕入れた厳選した鰻を和蒸篭でじっくり蒸しあげ、

備長炭で丁寧に焼き上げたふわふわな鰻だ。

鰻の蒲焼はアップでも艶やかな照りが美しい姿を見せる。

前の店で大将に聞いたのは5P(1kg5匹の太さの鰻)を使っていると言っていた。

これは普通のお吸物。

この器はひょっとして新しくしたかも?

型がとても斬新な形だ。

お昼に半分接待ということで鰻重以外に、しそ入りつくね、肝焼き、う巻きを注文。

ノンアルコールビールで乾杯です。

それぞれのお皿が渋いですネー。

卓上の山椒と鰻の蒲焼の命「たれ」の器もいい味を出していますネ。