風風ラーメン 浦和道場店
さいたま市桜区道場3-15-23
TEL 048-845-5576
営業時間 11:00~翌3:00
駐車場 有
当店は六間道路に面してあり、以前から前を通る度にずっと気になっていた。
特にこの大きな看板は目立ち記憶の中にもあり、
この近くに来てどこかお昼にいい所はないかと思った所この看板を思い出してしまった。
この看板をよく見ると北九州小倉生まれの玄海育ちと書かれてある。
そうです、当店は北九州市小倉北区に本社があるリズム食品さんが本部になったラーメンチェーン店。
1995年(平成7年)10月に設立されたそうだ。
埼玉県では8店舗、全国で27店舗展開しているそうだ。
店名の由来は風は動いているから風と呼び、止まってしまうとそれは風ではなく、ただの空気。
季節ごとの新メニュー企画などを通し、常に動き続けるお店でありたい。
そんな想いをこめて名付けられたそうだ。
カウンター席にボックス席で40席もある。
風風ラーメンの商品のこだわりは「うまいラーメンは売れない」。
開発者が自分のラーメンに満足してしまった時点でそのラーメンは成長が止まり劣化していく。
開店以来まだうまいラーメンが作れるはずだと現状に満足せず常に味の研究を重ねながら
微調整を繰り返しているのが風風ラーメンだそうだ。
店に入って最初に驚いたのが店の左右の壁にびっしり並んだ漫画本の本箱。
まるで漫画の図書館みたいでラーメンよりも漫画を読みに来る客がいるのでは?と思いたくなる造りだ。
実は風風ラーメンのモットーは「お客を明るく元気にしたい!」
当店に来ると「なんか元気が出てきた」「気分が明るくなった」「勇気が湧いてきた」と
感じてもらえるような店づくりをしているとか。
この漫画本もそのポリシーの表れなのか?
風風ラーメンは確かに素晴らしい方針を持っている。
独自の教育事業としてNHKK研修を行っているとか。
NHKKとは「ニコニコ」「ハキハキ」「キビキビ」「気配り」。
この日は若い女性2人がお客の対応をしていた。
この2人の背景にこんな立派な方針があるとは知らなかった。
風風ラーメンのスープへのこだわりは、とんこつ、しょうゆ、みそ、担々麺の
4種類のスープすべてのラーメンが手をかけた自信作。
麺へのこだわりは、とんこつには博多風ストレート麺、しょうゆには東京風ちぢれ麺、
みそには北海道風ちぢれ麺太麺とそれぞれのスープにもっともマッチする麺を使用しており、
他店にはなかなかないこだわりだ。
寒くなってくると凡人は札幌らーめん風の味噌らーめんが食べたくなってくる。
今回は思い切り、札幌風のみそバターコーンらーめん1,012円(税込)をオーダーすることにした。
久し振りのこのコーンの多さ。
バターがまろやかなコクを出している。
この味は久し振りで懐かしさすら感じる。
風風ラーメンは「夫婦仲良く風風ラーメンをふうふうしながら食べる」のが目指している姿らしい。
テーブルの上にはとんこつラーメンの定番、紅しょうがと高菜の刻みが。
当店は全体的に一時代前のラーメン店の雰囲気がしてホッとするものがあった。