スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

東寺の夜桜ライトアップ最高

2022-05-27 06:21:13 | 自然

4月12日から今年の京都桜シリーズをスタートして37作目、

とうとう最終ブログとなりました。

最終版を締めくくるのにこれしかないという夜桜を紹介しましょう。

これが今回の東寺の夜桜ライトアップのベストショット。

左の大きな八重紅枝垂桜が圧巻の「不二桜」。

東寺境内には他に約200本のソメイヨシノ桜があり、

この日(4月4日(月))最高の満開状態を迎えていた。

そして何と言っても京都のシンボル東寺の五重塔の存在が圧倒的に大きい。

これが今回の東寺夜桜ライトアップのポスター。

期間は3月19日(土)~4月17日(日)、18時~21時半。

夜間拝観料は1,000円だ。

そしてキャッチコピーは「不二桜に祈りをこめて」。

今年の京都の桜開花宣言は2022年3月26日。

1994年に世界遺産登録した真言宗総本山・教王護国寺の五重塔は塔の高さ57mと

日本一の高さを誇っている。

東寺の桜のシンボルツリー「不二桜」は東北・盛岡から平成18年に寄贈されたもの。

高さ13m、枝張り10m。

弘法大師の不二の教えから名付けられた。

東寺境内の真ん中には池があり、

この池に夜桜が映る姿はあまりの美しさに言葉を飲み込んでしまう。

ここに立った人々は異口同音に「スゴーイ、スゴーイ」を連発していた。

そういえば数年前のJR東海のキャンペーン「そうだ、京都行こう」の秋紅葉バージョンで

この池に紅葉が映る東寺五重塔の写真を思い出した。

確かに境内に群生しているソメイヨシノとシンボルツリーの

紅枝垂桜「不二桜」が咲き誇っているからすごいのだが、

そこに五重塔の存在があるからもっとすごくなっている。

この2つの存在が共鳴し合って東寺の春は人々を魅了し続けているということだろう。

ここではどうしても脇役になってしまう約200本のソメイヨシノ。

ライトアップされるとより妖艶に色っぽくなる。

人々の心をハイにさせる。

日本人の遺伝子の中に組み込まれ、伝えられていく1つが日本の桜だろう。

すっかり夜桜の魅力に憑りつかれて忘れてしまいがちだが、

東寺は一緒の金堂講堂の夜間特別拝観もやっている。

残念ながら堂内の撮影は禁止になっているので

昼間とは違う夜の幻想的で厳粛な空気を伝えられることができないが、

特に講堂内での16体の国宝の立体曼茶羅図は

しばし足が止まり体が固まってしまうほど神秘的だった。

最後に東寺の夜桜ライトアップの全景をご紹介して

約1ヶ月半続けた2022京都の桜シリーズの締めとします。

ご愛読の皆様、長いお付き合いありがとうございました。

(追伸)

こちらは4月3日(日)15時ごろの東寺五重塔と不二桜の姿です。

この時はあいにくの雨模様でした。

やはりサクラの花は晴天下が一番です。