スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

プロゴルファー 中嶋常幸

2019-03-05 06:40:20 | レポ

プロゴルファー中嶋常幸氏の講演を聞いて来た。氏曰く、

「現在講演イップスにかかっている」とか。以前ある企業に講演に行ったら

皆全員私の話に真剣にメモを取り、そのピリピリした空気に

もう講演はやめることに決めた。今回はどうしても断れない人に

依頼を受け、これが平成最後の講演と成るとおもしろおかしく話をスタートした。

氏のイメージはまず外観。めがねをかけた顔のイメージしかなく

めがね無しで登場してきた時はアレッと思った。

中嶋常幸氏は昭和29年10月20日、群馬県桐生市で生まれた。

21歳で1回でプロテストに合格。優勝は64回(ツアー48回、シニア5回

その他11回)77,83,84年日本プロゴルフ選手権、

85,86,90,91年日本オープンゴルフ選手権、

83,86,92年日本プロマッチプレー選手権、

82,93年日本シリーズ、05,06,08年日本シニアオープン、

06年日本プロゴルフシニア選手権に勝利。

賞金ランキング賞金王は4回獲得している。演題は「私のゴルフ人生、

そしてこれからのゴルフ界に望むこと」。

中嶋家の家訓は「返事をすること」。父親は強烈なオヤジで

今で言う完全なパワーハラ。兄弟は5人で皆仲が良く

心の励みになっていた。オヤジは鬼コーチを演じコースに出てきて

厳しいアドバイスをする。17歳で大利根C.Cで行われた

日本オープンに参加、緊張のあまりガタガタ震えた。

完全に負けオヤジの厳しい叱責にゴルフクラブを燃やされ

3回家出をした。情けなさに自殺も考えた。又練習について

若い時は一日2000~3000発打った。

今では200発も打つと体が痛くなってくる。

印象的な試合(オーガスタでのマスターズ、セントアンドリューでの

ジ・オープンなど)の秘話もしてくれた。特に憧れの

アーノルド・パーマーと全英オープン3日目に一緒にまわり感動した。

パーマーは人格が素晴らしく、人と分け隔てがない。

自分がやってほしいことをやってくれる。

最後に質疑応答、レッスンタイムになった。スタンスの取り方は

ジャンプして一番しっかり立てる幅がその人のスタンス。

練習方法はいきなりフルショットは禁止。ハーフショットから入り

10㎝ずつ大きくしてフルショットへ。これを3ヶ月続けたらOKだ。

中嶋常幸氏は非常にフランクな人。現在の年齢をもう70歳と思ったらダメ。

まだ70歳と捉える。どうやって若い人と接したら良いか?

今の若者は心の扉を開けようとしない。ちょっと開いたらもう勝ちだ。


最新の画像もっと見る