スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

谷川温泉 別邸・仙寿庵 PART Ⅱ~B

2021-09-11 06:29:55 | ホテル・旅館

当庵の掲げる「和のリゾート」は次の5つの要素がすべて満たされ、

すべてにおいて本物であることが求められている。

Courtesy (心のこもったおもてなし)

Charm (洗練された魅力あるスペース)

Character (特色や個性あるスタイル)

Calm (落ち着きやリラックスできる場所)

Cuisine (質の高い料理)

今回のPARTⅡ~Bは当庵のハード面から伝わってきた

Charm・Character等「しつらえ編」をカメラで切り取ってアップしてみました。

(しつらえ編)

当庵に上がって最も目立つしつらえスペース。

昨年は秋の月見をモチーフにしたしつらえが施され、

この場をメインモチーフにしてあらゆる所に月見のしつらえがあり感動した。

今年の夏は一体どんなしつらえになっているのか楽しみにしてきた。

そしてそのメインモチーフは「ほおずき」でした。

そして玄関の正面のしつらえはアサガオのうちわと、とても高価そうなクリスタル製品。

その敷物も大変凝ったものを使っている。

もう一ヶ所の飾り付けコーナーは

水槽に見立てたような金魚と水草のディスプレー。

この金魚は山口県柳井市と青森県の金魚ねぶたを思い起こさせる。

このチェロを弾く人のブロンズ像も箱根の彫刻の森で買ったおみやげ物とダブってしまった。

アール大曲廊下のポイントポイントに置かれていた

かわいらしいお人形さんをパチリしてみました。

筒状にした和紙にグリーンの墨でにじむような数字でフロアー表示を表わしている。

本当にお洒落なセンスだ。

その下には丸い虫籠のようなディスプレー。

全体的にウットリ見とれてしまう空間を造形している。

部屋表示の「松月」も和紙と墨でいいですネ。

部屋の内玄関の所に置かれた照明器具もハンパではないセンスのものだ。

さらに玄関の上がり框の手前に置かれていた丸ガラスがツインになったテーブルと

ガラス製の金魚の置物もなかなかのセンスです。

このテーブルの向かい側の飾り床の間のような所には

こんな素朴な生け花と置物が。

これはトータル的にしつらえのプロが空間作りをしていることはまちがいない。

部屋に入るまでにこれでもかこれでもかと、しつらえのディスプレーが続く。

これがちっとも嫌らしくなく目を楽しませてくれる。

玄関のエントランスロビーからようやく部屋の中へ。

部屋の床の間にはモダンな掛軸、香炉、うちわのお洒落でセンスの良い小物がセットされている。

部屋の襖戸にはちょっと派手な銀箔っぽいものを使っている。

何かリッチな気分にさせる。

全ての客室には露天風呂が付いている。

部屋から見えにくくする為にすだれを掛けてあるが、

これが季節感を出していていい感じ。

この客室の中にカエデの葉をアクセントにした粗めの左官仕上げ。

見切りに竹を使っているとは心憎い。

なんと畳のへりまであやめのような草花の柄を使っている。

これを見たときはもう参りましたといった感じ。

しかも柄まで揃えてあるではないか。

露天風呂への扉の取っ手にも花柄の陶器を使っている。

全体バランスから言うとちょっと場違いの柄かな?

エレベーターの床じゅうたんがまだ新しい。

ひょっとして昨年とは違うイメージなので変えたのかもしれない。

柄は水芭蕉と凝っている。

確かこのスペースは昨年は虫かごにトンボが飛んでるしつらえだったと思うが、

今年のしつらえは随分おとなしめの物になっている。

こちらの置物は金を塗った石をガラスの皿に入れ、

その奥に粘土像のかわいらしい鬼の子どものしつらえになっている。

昨年は気が付かなかったが浴室への上り框の床の部分が竹でできていたのには感心した。

朝晩の食事処にあったお人形の飾り。

どうやらいたるところに見かけたこのお人形は同じ作者のもので

テーマを与えてオーダーしたのではないか?

食事処の部屋の床の間がすごく洒落ていてセンスの良さを感じる。

その時はよく見なかったが、床の黄色のカラーはライトアップで出しているのかしら?

この色が効いている。

ロビーに置いてあったコロナ対策の消毒液の容器も

そのデザイン性を意識してさりげなくしつらえてあるように思える。

広い庭に点在している椅子(チェアー)も芸術性のあるものを置いてある。

屋外の庭で発見した大きなミラーボールは一体何?

 


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