スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

台風19号の爪痕

2019-11-26 06:40:04 | コラム

10月12日(土)に伊豆半島に上陸した台風19号

(アジア名:ハギビス…フィリピン命名)は

関東、甲信、東北地方などに記録的な大雨をもたらし、

甚大な被害をもたらした。

タイミングとしてはかなり遅れてブログアップとなりましたが、

その影響を受けた場所の状況を書いてみました。

台風19号が上陸した4日後に行った栃木県佐野市には

陸上自衛隊の救援の為の車輌、給水車などが駐車し、

多くの隊員が救援活動を行っていた。

これは佐野市内を流れる利根川水系の秋山川が氾濫した為である。

秋山川の近くにある関東三大師の佐野厄よけ大師にも

数名の陸上自衛隊員がお参りに来ていた。

身に着けているものをよく見ると中部方面警務隊と書かれてあり、

腕には警務MPの腕章が。

皆、表情は厳しく、災害援助活動の任務に集中しているのが伝わってくる。

そして手を合わせている姿がとても印象的で目に焼き付いた。

佐野の秋山川が流れ込む渡良瀬川(利根川水系)は

台風上陸4日後なので水は引いていましたが、

河川敷に茂っている木々を見ると泥がかぶっており、斜めになっていた。

台風直後は土手まで川が流れ、川幅は300m程になったそうだ。

バスから撮ったので正確な川の名前はわからないが

栃木市内を流れる巴波川ではないか?

ここはまだ増水している状態に見える。

普段はのどかな渡良瀬遊水地もまるで海のようになったらしい。

この時は史上最も多い水を貯留したとの事。

この台風では多くの川が決壊し大変な被害が出たが、

逆にその一歩手前で治水事業が功を奉したケースも多くある。

その1つが以前数回ブログでアップした八ッ場ダムもその例だ。

八ッ場ダムはたまたま10月1日に試験湛水が開始されたばかり。

国交省によれば最高数位に達するまで

3ヶ月から4ヶ月程度かかるとみられていたが、

この台風のほぼ2日で満水になったそうだ。

たまたま台風通過の翌日10月13日(日)に

浦和駅に行く用があって12:00頃撮った風景。

改札のあたりには多くの人が集まり、皆電光掲示を見ている。

京浜東北線、湘南新宿ラインは運休。

高崎線、宇都宮線も間引き運転と成っていた。

駅には産経新聞の記者が取材に来ていた。

そういえば、最近の気象庁の会見で使われる表現が

激しい言い方に変わってきたような気がする。

今回の台風情報でも「命にかかわる」とか

「息が苦しくなるような圧迫感…雨」とかだ。

この前の台風15号の時の

「夜には一気に世界が変わり、猛烈な風や雨になるおそれ」

との注意喚起が話題に成ったそうだ。

伊勢丹浦和店も13日(日)は午後2時開店予定との事。

こんなことは滅多にないことだ。

JR系列のアトレ浦和店も12日(土)は全館臨時休業。

13日(日)は午後2時開店予定の貼り紙が。

この日の駅周辺は日曜日というのに風景が全く変わってしまった。


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