〈マヤ暦K229〉空には星の親子、地には反対キンの親子

愛媛から長崎に向けて、旅立つ。
何度も繰り返して来たことなのに、
今回は何だか違う気持ちがした。

友人が太宰府に行きたいというので、
少し早めのフェリーに乗ることにした。
八幡浜8：40発のフェリーに乗るために
6時過ぎに家を出る。

「起きられないかもしれないよ。」
と言いながら、寝た母。
そう言いながら、起きてこなかったことはない。
今朝もやっぱり、5時過ぎに起きていた。
心配事や気がかりなことがあったら、
眠れない方だから、きっとあまり寝ていないのだと思う。
最後の最後まで、
あれを持っていけ、これはいるかと
世話を焼き続けていた。

「お金がなくて、何の支援もできなくて、ごめん。」
と謝る母。
「元気で、お母さんが幸せでいてくれたらそれでいい。」
と私。
その言葉は、お互い様のような気がした。
「宇宙銀行にためていかないとね。」
と母が言った。
マヤ暦のことも初めは耳を貸さなかった母が、
だんだん聞いてくれるようになり、
今朝は、
「あんたがマヤ暦していてよかったと思う。」
と言ってくれた。

出発の時間は、まだ暗かった。
荷物を積み込み、空を見上げると、
綺麗な半月が輝いていた。
そして、その横に大きな星と寄り添うように小さな星。
親子みたいな星だった。

「じゃあ、またね。」
って言って、生まれた初めて母にハグをした。
暗かったからできたんだと思う。
ハグをしたとたん、涙がポロポロ出た。
「あんたもがんばりよ。」
と言った母の声も涙声だった。
暗くてよかった。

出発して、すぐにまたあの星と月を見たくて
車を停めて外を見たけど、
もうすでに薄雲がかかっていて、
月も星も見えなかった。
でも、2人で見上げたあの空は、一生忘れないと思う。

八幡浜港の空には綺麗な筋雲が広がっていた。

☘️1月7日(日)☘️
K229 赤い月・白い風・音8

周りの空気や人の感情に敏感な「赤い月」
自分の心の傷に気づくと、
相手の痛みを知りことができる「白い風」
調和を重んじ、人の評価・言動に過敏な「音8」

下済みの苦労が報われ、チャンスを掴む日。
それまでやって来た事を、他者の目で評価してみよう。
自分の苦労を思うと、自分に対して甘い採点になりやすい。
純粋に結果だけをみて、その出来を判断してみよう。

K229〜K232

心を引き締め、足元に注意してスタートしよう。
目標に向かって行動するときの
ワクワク感を大切にしよう。
新しいものを見つけるために、外に飛び出そう。