7.関東平野がどのようにしてできたか?300万年前の時点では関東は海だった。
関東平野を生成した「お椀わん」の謎
後半は関東平野生成について。300万年前の時点では関東は海だった。ここにどうやって巨大な平野が生まれたのか。
これは関東平野の地形に秘密があるという。関東平野の地質を探っていくと、地下にお椀状に古い硬い地質が存在するという。
そしてその縁は千葉のあたりにあるとのこと。このお椀の中に上流から流れてきた土砂が降り積もったのが関東平野であるという。
ではそのお椀の縁はどうやって生成したか。これも先ほどのプレートが絡んでいるという。
フィリピン海プレートは関東の地下で大陸プレートの下に沈み込んでいた。こういう場所は歪みが溜まりやすいので、定期的に地震が発生することになる。
その時にその反動で陸のプレートの端のあたりが盛り上がって隆起するのだという。
さらにプレートが45度方向転換したことで、南側だけでなく東側にも歪みが溜まるようになり、結果として南と東のL字型に地面が隆起、
ここがお椀の縁となって流れてくる土砂をせき止めるようになったのだという。
そして海中で出来た平地が氷河期の海面低下で地上に現れることになる。そしてその後も隆起が続き、今日の関東平野となったのだという。
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