Dance×3!

~ひよこの武道館(仮)~

ダフ屋vs私

2005年10月19日 | Mr.Children~ギモン~
今から6年ほど前
大阪の南港にある‘ZeppOsaka’というライブハウスに、その頃ちょっと話題になっていた とあるバンドのライブに一人で行ったときの話

早めに会場に着いたので、外の花壇のようなところで腰かけていると、おっちゃんが声をかけてきました。
見るからにダフ屋

 ダ:「オネエチャン、チケットもってるんか?」

 私:「もってます」

 ダ:「そうか」

そんなよくあるやりとりをして、ダフ屋のおっちゃんは去っていきました。
しかし数分後…
さきほどのおっちゃんがまた私のほうにやってきて、今度は私の隣に座ったのです。

 私:(え!?何?何なの? コワイ~

 ダ:「…アカンわー。全然アカン。このバンド、ホンマに人気あるんか?」

 私:「い、今、話題になってるんでそれなりに人気あると思いますけど…ビクビク

 ダ:「そうなんか。でも全然アカンわ。次からはこれはナシやな。」

そんなカンジでおっちゃんは話し続けました。
 「売れ残った券でライブを見ることがある」
 「MAXはよかったぞ」
 「ダパンプの盛り上がりもすごかった」
などなど。

そして話は佳境に。

 ダ:「オネエチャンは他に誰が好きなんや?」

 私:「ミスチルです」

 ダ:「ミスチルか。あれはスゴイな。5万くらいやったら簡単に出しよるわ」

 私:「ソ、ソウデスカ」

 ダ:「ミスチルがな、北海道の真駒内でやることあるやろ?
おっちゃん、あそこやったらエエ席とれるねん」

 私:「…はぁ」

 ダ:「今度、真駒内であったら一緒に行くか?」

(@。@;)ど、ど、ど、どういうイミですか??


…もちろん丁重にお断りさせていただきましたが、おっちゃんは
「それ以外でも欲しいチケットがあるんだったら電話してきな」
と言って、紙に電話番号を書いて私に渡しました。
さらにその日のライブのチケットをおっちゃんが持ってたチケットの中で一番いいものと無償で
交換してくれました。

う~ん、何度思い出しても奇妙な出来事です。
ちなみにそのときの電話番号が書かれた紙は知らないうちになくしました。

注:ダフ行為は違法です。売るのも買うのもダメよ。