あと少しで2015年も終わりですね。
私は仕事が変わり、年末年始も関係のない職場になりましたので31日、1日、2日は出勤です。
このブログ、正直迷っております。
スパっとやめるか続けるか。
何度もやめようと思うのですが、兄さんたちの言動で書き残したい衝動に駆られ・・・笑
ただ私自身、あまり余裕のない状態が続いていますので、今のうちに一度は書きたかった話を。
以下、兄さんたちとはまったく関係のない話です。
このブログを始めたのは2005年。
その年の春に私の母は認知症だと医師に告げられました。
「前頭側頭型認知症(別名:ピック病)」でした。
65歳未満での発症だったので、「若年性」でもあります。
ここ数年、認知症はテレビでも取り上げられられることが多くなっていますが、
そのほとんどが「アルツハイマー型認知症」です。
母の闘病中も母がいなくなった今でも思うことは、
「世の中の人にもっとピック病のことも知って欲しい」ということです。
*ピック病については→コチラ
今はネットで大抵のことは検索でき、知ることができます。
でもピック病についてはまだまだ情報が足りないし、アルツハイマー型よりも
この病気に対応できる介護施設も実は少なかったりします。
病名がある以上、この病気と闘っている方やご家族さんがこの世にはいます。
この病気の存在を知ってもらうことだけでも、その方たちのチカラになると思います。
私の母の場合、言語機能の異常からの発症で、徐々に会話も文字を書くことすらも
出来なくなってしまいました。
そのことがいろいろな障害となりました。
認知症は本人にとっても家族にとっても本当に悲しく辛い病気です。
本人は自分自身、今まで出来たことが出来なくなっていくことを実感してしまいます。
家族は自分が知っているその人が変わっていく姿を見ていかなければなりません。
症状も人それぞれだし、いろいろ出ます。
私の母は昨年他界してしまいましたが、1年たった今でもいろんな思いが出てきます。
約10年間、必死に母と向き合ってきたつもりでしたが、
「もっと出来たことがあったんじゃないか」と後悔することがよくあります。
せめて自分の経験が誰かの役に立たせることはできないか。
そんなことを思っています。
・・・実はこの病気のことを中心に話す別ブログを作ろうかと考えたこともあったのですが・・・
今はかつてほどブログは注目されませんもんねぇ。。。
ぼちぼち考えていきます。
来年、このブログはどうなるかはわかりませんが・・・
Mr.Childrenという好きなバンド、それを語れる場所や友人たちがいたことが自分自身を保つことが
できた要因のひとつだったことは事実です
今年もありがとうございました!
よいお年を。