Mr.Childrenの歴史を辿る旅…(笑)
『Tour 2004 シフクノオト』
2002年に桜井さんが小脳梗塞になり、予定していた『Tour 2002 Dear Wonderful World』が中止に。
その後、一夜限りのライブ『wonederful world on DEC 21』で復活できたけど。
そこからJENの繊細&優しさ爆発で、駄々こね期間があり(笑)
そんなこんなを経て出来たアルバム『シフクノオト』
そしてそれを引っ提げて開催されたツアー。
こう見ると公演数少ないね。
私は7月の大阪城ホールと8月のアスティとくしまに。(大阪半券はいずこへ…)
そう、そして徳島ではあの出来事も。(→コチラ)
ただこのブログを始めたのは2005年なので、当時の気持ちが残ってないんですよねぇ…
んーー残念
って思っちゃうほど、よきライブなのです。
【セットリスト】
01.OPENING
02.終わりなき旅
03.光の射す方へ
04.PADDLE
05.名もなき詩
06.口笛
07.Everything(It's you)
08.Pink~奇妙な夢~
09.血の管
10.掌
11.ニシエヒガシエ
12.Image
13.overture~蘇生
14.youthful days
15.innocent world
16.くるみ
17.Any
18.天頂バス
19.HERO
(encore)
20.Mirror
21.Tomorrow never knows
22.タガタメ
23.Sign
DVD収録は9月の横浜国際総合競技場。(現:日産スタジアム)
DVDには沖縄だけで演奏された「1999年、夏、沖縄」と大阪での「花言葉」もボーナスで収録されています。
調べたところ、アリーナ会場では「名もなき詩」のところが「innocent world」「花言葉」だったり、「Everything~」が「抱きしめたい」だったり。
「Tomorrow~」や「Any」は演奏されてなかったり。
セトリの変更は会場規模だろうなぁ。
そんなセトリは…
「粒ぞろい」
今でも歌われるいわゆる「ライブ曲」が多いかと。
その進化始まりを観れるこのライブはドキドキわくわくします。
ただ、ただね…
コレ…
映像があまりよろしくない
んだよなぁ…
まず、桜井さんの必要以上のドアップか引きの映像が多すぎだし、色合いもあまり…
大規模野外での収録技術ってこんな感じだったってことかなぁ?
でも2001年のポプザの方がいいような…
さらにボーナスで入ってる大阪の「花言葉」や「PADDLE」の途中で挟まれる大阪の映像。
え?
ってくらい映像ボヤボヤのユレユレで観ると毎回酔いそうになります
きっとあれは記録用なんだろうけど…(I♥Uでも同じようなものがあったような…)
なんか…もうちょっとマシにならんかったやろか…
あ、
あとはね。
これは私個人の好みの話なんだけど。
桜井さんの髪型が…あまり好みでないのです
あのパーマをかけたが故のモッサリ感が(笑)
能古島での感じとか、最後の方に挟んでるインタビュー画像の頃の感じだと大好物なんですけど(笑)
とにかく全体的に「もったいない」っていう印象です。
ちなみにこの頃の兄さんたちはどんな感じかというと。
聖子ちゃんカットみたいなナカケー
安定の好青年タハラさん(笑顔、口ずさみ場面多し)
色気増し増しJEN(その後 I ♥ Uで色気爆発)
そしてサポメンのサニさん、修ちゃんが男らしくなってます(浦さんはずっと安定w)
オープニングからの「終わりなき旅」
今年の半エンスタジアムを思い出しちゃうよねー
うん、でもこの曲はこれくらい自由な位置にいてくれるほうがいいな、と。
で、そこからの「光の射す方へ」
ん?この流れ最近観たような…
あ、そうか「DISCOVERY」ツアーか。
あのときは本編最後だったんだよね。
で、今回は最初か…
何か意味があったんかな?
「口笛」
ラストの♪その香り その身体⤴♪
ちょっと音を上げるところがゾクっとします。
「Pink〜奇妙な夢〜」
ここ数年なんですけど…ライブのこの曲にすごく惹かれます。
でもライブでやったのはブラオレとこのシフクの2回だけ?
まぁ…なかなかセトリに組み込みにくい曲なんだろな。
でも聴きたいなぁ…
「掌」
ジャケット脱いで、スクリーンに映る鼓動を打つ心臓のイラストを見つめ…
リズムと自分の鼓動を合わせるかのように胸をトントン叩く桜井さん。
コレがめっちゃ好きで。
「掌」をライブで聴いたのはもちろんこのツアーが初めてだったんだけど、
この曲の真の姿、というかこの曲の世界を知ったのはこのライブだったと。
そしてここまで世界を広げられたのはサニさんの力が大きいよね。
「ニシエヒガシエ」
椅子に座り、TV画面を見つめながらつぶやくように歌い始める桜井さん。
1番が終わり、タハラさんのギターからバンド炸裂。
2番終わりのナカケーのベースが超絶にカッコイイ。
そこからのタハラさんのギターもすごいし。
間奏部分を含め、アレンジ満載なニシエヒガシエなのです。
「Image」
「ニシエヒガシエ」で上がりきったあと、スクリーンには「close your eyes」の文字が。
すんごいイイ展開。
でも…これもねぇ…
あの暗闇客席カメラ映像が多すぎて…
目とか怖いし(笑)…
んーーー要らないんだよなぁ…
「youthful days」
今でも何かと取り上げられる2番歌詞間違いテヘペロ場面。
実際あの場所にいたらどう感じたかなぁ?
っていうのはね、私本来のあの部分が好きなんです。
だからあの場にいたら「えーー」ってなったかなぁ?とか考えたり。
ちなみになんですけど
私の記憶では私が参加した徳島の「HERO」で2番の歌詞間違いしたんですよね。
私、その部分もあの曲では好きな歌詞で
帰り道々、連れに「えーーってなった」って話した記憶があります(笑)
「天頂バス」
この曲もライブで聴くのがすんごく好きです。
カッコイイ。
めっちゃ上がります。
あーーー次はこの曲もやってほしい…(だんだん勝手にセトリが出来てきてるな笑)
「Mirror」
もうこれはね。
このライブの見所、というか象徴というか。
「地元の商店街にMr.Childrenが来たと思って…」
と言って始まったわけで。
で、アレね。
タハラさんの鉄琴。
間奏ではみんなで見守り、ほのぼの。
だ・け・ど
手拍子を停止させてからの…
タハラさんの鉄琴&桜井さんの歌。
♪ 人前で泣いたことのない そんな強気なあなたでも… ♪
あそこがグッとくるんだよねぇ…
アンコールラストは
「タガタメ」からの「Sign」
この流れもなかなか珍しい…
でも「タガタメ」で終わりたいツアーではなかったんだろうな、と。
で、この曲では修ちゃんがけっこうコーラスしてるなぁと。
あんまり声聴こえないけど(笑)
「1999年、夏、沖縄」
宜野湾公演でのみ披露された曲。
桜井さんが涙してる姿が印象的で…
っていうかこの頃から桜井さんの涙腺はゆるく…
海音くんが生まれ、病気をし、このアルバムが出来て。
イラク戦争やら少年犯罪もあったしね。
ホント桜井さんの中でいろんな変化があったんだろうな。
というわけで。
ホントあっという間に時間がたつよきライブです。
そうそう
「言わせてみてぇもんだ」と「空風の帰り道」はやらなかったんだよね。
アルバム1曲目をやらなかったのは珍しいような…
実際あのツアーに参加したとき、
追い出し曲(メンバーも去ったしもう帰ってね曲)で「言わせてみてぇもんだ」が流れて。
「あ!そういえばこの曲やらなかったよね!」
って話してた。
んで、めっちゃ鼻歌歌いながら会場でた記憶が(笑)
そんなこんなも含めて、
セトリってどういう思いがこもってるんかなぁ?
ということはよく考えます。
分からないからすぐに考えるのやめるけどね。
そして。
あらためて…
このツアーの画像、もうちょっとどうにかして出してくれませんかーー?
いやまじでもったいないってば。(髪型のことはさておき笑)