リアルタイムで観ました。
なんかねーー
切ない。
切ないんですよね、今。
有観客ライブを断念して、KURKKU FIELDSで行われた無観客配信ライブ。
以下、ネタバレしまくります!
15時半。
綺麗な青空と綺麗な緑の中音が鳴り始めて。
飛ぶ鳥がプリントされた白いシャツ(特別奇抜ではない笑)を着た桜井さん。
『緑の街』
そうだよね…「よく来たね」は出来ないよね…
そんなことを思いながらも桜井さんの歌声に癒され。
『Drifter』、『糸』と続き…
穏やかに緩やかに時間が流れていく感じ。
桜井さんがステージから去り、milet登場。
いいね。
好きです。
この方も歌が上手いだけでなく、感情が伝わってくる歌を歌うんだよね。
だから好き。
『inside you』、『Ordinary days』を。
最後、感極まって少し声をつまらせる場面も。
彼女はほんとこのフェスが好きで、出演を喜んでいたみたい
続いてSalyu。
『風に乗る船』、『THE RAIN』
どっちもね、いい曲なんだよね。
ホントいい曲。
でももうSalyuが苦しそうで苦しそうで。
ここ最近Salyuが歌っているところをみると「調子悪そうだな」と思っていたのですが。
「調子が悪い」っていうものじゃないんだね。
地声に近い音になると何かつっかかったような声が出てる。
何が原因なのかはわからないけど、今はあれがサリュの常なんだなぁって。
地声と裏声を上手に使いわけて、それを一つのカタチにして歌っていた頃とは違っていて…
ごめんなさい。
聴いててツラい。
次に登場したのがKANさん。
黄色の艶やかなサンバ衣装で登場。
うんうん、相変わらずで何より。笑
演るかもなぁと思っていた『何の変哲もないLove Song』でスタート。
私、KANさんの曲は昔から結構聴いているのですが、
この曲に関してはap fesのイメージ、桜井さんが歌うイメージがとても強くって。
それくらいap fesが私に残したものは大きいのかな、とそんなことをしみじみ。
そして定番 『愛は勝つ』(ピアノ弾くときは眼鏡必要。笑)
MC。
KANさん
「少しおしゃれしてきました」
「この衣装、野外で初めて着て分かったんですけど…蜂が寄ってくるんですよね」
いやもうこういう話のセンスが大好きだわ
そんな話をしている間、スタッフさんが衣装をかいくぐりKANさんにギターを装着し。
KANさんが右斜め後ろを振り返ると白い羽を背負った桜井さんが。
桜井さんの分もちゃんと用意してきたのね。さすが
KANさん 「Mr.Childrenの方ですよね?」
桜井さん 「いえ、違います」
嬉しそうな桜井さん。
あーー、この二人ずっと見ていられる…
『君のマスクをはずしたい』
最後桜井さんがKANさんのギターをキック。
ギター真っ二つに割れる。
そうスタッフさんが懸命に装着していたギターはエアギターだった、というオチ。
ちょっと分かりにくかった。笑
あ、でもKANさんのライブに行ったことのない方にお伝えしたいのは…
KANさんのバンドライブは衣装もネタも毎回あんな感じなのですよー
そして最後の一曲。
何をやるんかなぁと思っていたのですが、二人のMCですぐにピピーン
な、な、なんとの『弾かな語り』
そう2006年、2008年の『LuckyRaccoonNight』で披露されたあの曲。
衣装を含め二人の掛け合いに笑いが止まらなかったのに、歌い始めると息をのんだあの曲。
また聴けるとは。
あのライブ、あの頃を思い出して胸がキューーーー。
歌が終わると二人でペコリそして羽をパタパタ。
あー癒された
『LuckyRaccoonNight1』は コチラ
『LuckyRaccoonNight2』は コチラ(*結構手を抜いた記事です)
少しだけ休憩をはさみ
続いては宮本浩次さま。
不精髭もなく、どことなく小綺麗。
『異邦人』
久保田早紀さんのカバー。
最近宮本さんは昭和歌謡のカバーをされていたのでありえる選曲なのだけど。
よくよく考えたら、ap fesに合ってるんだよね。
古き良き曲を現代、未来へと繋いでいくっていう…
っていうかさ。
もう素敵なのよ。
宮本さんの歌声が。
あの立ち居振る舞いに耐性ができた今、宮本さんに対しては「素敵」しかない。
しっかりとした抑揚のある生命力溢れる歌声。
桜井さんと同じく「言葉を伝えるシンガー」なのです。
『風に吹かれて』、『ハレルヤ』、『悲しみの果て』、『P.S. I love you』を。
走り回り、這いつくばり、汗をびっしょりかいて夕日をあびて歌う姿がカッコよかった!!
『悲しみの果て』の終わりに言った「素敵な明日へいこうぜ」
宮本さんはホント可愛らしさを持ち合わせた"男の優しさ"の塊だな
MISIA。
『アイノカタチ』、『歌を歌おう』を。
えーと…
最近MISIAといえばこの曲を聴いてるからかな…
なんとなーく聴いてました。スミマセン。
MISIAってすごいと思うんです。
小林さんが「体全体が楽器で、その響きが空気と溶け合って境界線がなくなる」(意訳)
っていうのもすごく分かる。
たぶんね、上手すぎなんよね。
そう…溶け合いすぎて…いつも壮大すぎて…すみません(言い訳)
ゲストアーティストがすべて終わり、再び桜井さん登場。
白Tシャツにベージュのパーカー、オーバージャケット。
17時をまわり、日がほとんど沈む頃。
『若者のすべて』
あーええわね…
で、
『奏逢』、『MESSEGE』と続き、
『東京協奏曲』。もちろん宮本さんと共に。
私自身アルバム「沿志奏逢」が発売されてからめっちゃ聴いている曲。
いいんだよね。二人の声のバランスが。
二人ともそれぞれに合わすのがうまいんだろうな。絶妙に溶け合ってる。
桜井さんが歌っているときがんばってじっとして蓄えている宮本さんがいじらしいし、
気になるであろう宮本さんの存在を空気のように扱う桜井さん、Bank Bandメンバーもステキ。笑
歌が終わると桜井&宮本で肩を組みニコニコ。
そんなおじさま二人の悩殺ポーズを残して宮本さんは去り。
『Reborn』
たぶん…この曲で私の中の切なさがグーーンと。
『forgive』、『to U』
終了。
18時半。
…あんなに青かった明るい空は姿を変え、秋の夜に。
なんだろう、すごくさみしくて。
実際、つま恋でのap fesも『to U』が終わるとさみしくて切なかったんだけど。
でも横には友人がいたし、会場も(電気で)明るかったし。
がんばってバス乗り場に行かなきゃなんなかったし。
…
それが無いんだもんなー…
「ap fesのようでap fesじゃなかった」
あー…そんな感じかも。
音楽と青い空と緑、気持ちの良い空気、たくさんの人、友人、心地よい疲れ。
やっぱりね。フェスはそうじゃないと。
来年は有観客で出来ますように!!
ほんとそれ。
とはいえ、
「中止」にしてしまえば簡単だったものを出来る限りの実現をしてくれて感謝です。
おしゃべりさんなのに口下手な小林さん。笑
でも素敵なことを言うし、何といってもこのフェスと精神が続いているのは小林さんのおかげ。
感謝です。
そして。
最後に言わせてください。
桜井さん。
お洒落シャツより普通パーカーの方が絶対的に似合いますってば!
以上でーす。
長々すみません。
記憶違い等々ありましたらすみません。
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