いやいやいや…
とってもいい音楽番組でした…
アイドルの方たちがたくさん出て賑やかにキラキラしているのは…
それはそれで「元気が出る」のかもしれないけど…
今回のように、生バンドで生歌で届けられる歌は…
感情の揺さぶられ度が違う。
違うんだよなぁ…
少なくとも私にとっては
とても丁寧で質の高い音楽番組でした。
とりあえず
オープニングから度肝抜かれたよね。
事前収録で生ではなく「きょう午後」という表示。
「あれ?そうなんだー」(ちょっと拍子抜け的な)
「ふむ…でも鹿オブジェとこんな青空の元での演奏ならアリだな」
と速攻思考切り替え。(早)
そこからは歌の世界へ…
『花の匂い』
これはもう…オープニングで演奏されると発表された時点で「やばくなる」と。(語彙力)
私にとってこの曲は実はMr.Childrenの楽曲のなかでも5本の指に入るであろう特別な楽曲で。
3.11という日に演奏されれば、被災された方々に必ず響くのも想像できたし、
私のように違った角度からでも響くだろう、ということも想像できていたわけで。
Bメロが終わり、一瞬の静寂。
そして鳴り響く14時46分のサイレン。
1分間の黙祷。
そしてまた歌い出す。
どんな悲劇に埋もれた場所にでも
幸せの種は必ず植わっている
こぼれ落ちた涙が如雨露一杯になったら
その種に水を撒こう
そ、そうきたかー
呼吸するの忘れてたよね。
心がキューキューしたよね。
サイレン、黙祷を含めてひとつの楽曲に変えてしまうことを考えたのは小林社長だと思うけど。
このパフォーマンスが出来るのは元の楽曲のチカラと桜井さんの歌唱力。
「音魂」
まさにそれ。
「例年とは違う『音楽の日』になりそうだな」
と感じさせてくれました。
これを皮切りに次々と流れるアーティストたちの音魂。
熱唱に継ぐ熱唱。
プロのアーティストも人間なんだなと感じました。(←言ってること変ですかね?笑)
今回のメインの一人、MISIAも。
毎回あんなに全力で大丈夫なんやろか?と思わせるほど。
終わった後、軽い呼吸困難になってたじゃないか。
ゆず、GLAYも相変わらずで。
TERUさんは未だにあの高音が出るのか。すげー、と思ったり。
CHARAも相変わらず。
「安定の不安定」笑
(あの世界観は彼女ならではですが、私の中ではap fesで聴いたときの印象があるもんで。)
あとは…今回のもうひとつの目玉。
一夜限りの復活のあの方々。
…すみません。
昔っからどうにも受けつけなくて。この方々については…すみません。
そして後半。
Bank Bandとのコラボ、コラボ、コラボ。
まさにap bank fes。
すべてが繋がっていくあの感じ。
アーティストのよさを最大限に引き出すトップ集団の演奏。
あれはねー
生で聴くと数十倍よいんだよねー
いやーー
生で聴きたかったーーーー
で、Bank Band feat. MISIA 『forgive』。
月曜日にCDTV内でリハ風景が放送されていて、どんな曲調かはすでに分かっていたのですが、
完成形がどんなものか…ワクワク。
躍動感、というか前進感がすごかったなー
桜井さんとMISIAだから壮大に歌い上げるスローな曲にすることも可能だし、それは容易だったはず。
でもそこをあえて、という感じがしました。
番組開始から4時間。
鎮魂や寄り添い、支えで満たされた雰囲気の中、ラストが「次の未来」を歌う曲。
「あの頃励まされた曲」とか「心を癒す曲」っていうのはもちろん必要だけど、
自分自身を許し、後悔や悲しみもチカラに変えて突き進んでいく。
震災後、ずっと支援を続けてきた小林さんたちだからこそ創れた楽曲なんじゃないかな、と。
とまあ…
4時間どっぷりハマってしまいました。
前日くらいまで「ミスチルは出ないのかぁ」とか女々しく思ってたんですけど(笑)
結果、あれで十分です。
小林さんがやってきたことがこの日に地上波で紹介されたことがホントよかった。
そして歌のチカラを存分に感じることが出来てよかった。
しかし、一点だけ。
あの…桜井さんの…衣装…
なぜアレ?笑
似合うシャツはもっとあったハズ。
もー誰よ?アレ選んだの。
もしや
「え?あれれ?」
と思わせてクスっとさせるのも計算済みでのアレなのかも。(んなわけない。笑)
ちなみに
あのシャツは9万円、パンツは13万弱だそう。(SNS特定班情報)
ま、ご愛敬ご愛敬。
23時前なのに起きていて、歌ってくれた桜井さんに感謝。
Bank Bandの新曲「forgive」3/20より配信リリース決定 詳しくはコチラ
Mr.Children「花の匂い」PV コチラ