桑炭会 島根県伝統の炭焼き 

松江市八雲町で伝統的な八名窯を継承し炭焼き、販売をしています。
メインテーマは自然環境保全。

炭焼4日目、霜降る朝

2019年12月16日 17時18分47秒 | 活動報告

今季一番の冷え込みだったのではなかろうか。屋根の上や畑は真っ

白、雪が降ったかのような白さだった。白が際立つ分冷え込みも半

端なく構えて外に出ても思わずブルッとなる。本来の師走の半ばな

ら雪が降っていてもおかしくないし、この寒さも当たり前だろうが

昼前になると師走の半ばであることを感じさせなくなる。COP25で

は具体的な改善テーマは決まらなかったそうだが、じわじわと『お

かしいなー』を受け入れ、いつしか『おかしいなー』とは言わなく

なってしまうのだろうか。私たちは過去を知っているから『おかし

い』と感じるが今しか知らない若者たちが今を基準にして

『おかしい』と感じる時は一体どんな『おかしい』になっているの

だろうか。

疑問、疑問の中、今直ぐには困らないつけの先送り、原発の汚染水処

理、使用済み燃料処理、年金等々も然り・・・・・・

愚痴は止めて炭を焼こう。

昨日の最終は91℃だったものが朝一では168℃になり一晩で77℃の

昇。今晩を無事に越し明日の窯籠めにするために最高でも夕方27

0℃くらいかなー、と言いつつも夜中の変化はチェックが出来ないか

らもう少し低めにしようと安全策に傾く。煙突の調整を今のままだ

と高くなりすぎるので小枝を追加していく。

以後、上昇速度は遅くなり夕方200℃となった。温度変化をプロット

してみると前回の窯と同じ軌跡をとっている。

今宵の3晩越しを経ていよいよ明日は千秋楽となる。

   9時頃

  12時前

  17時頃


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