図書館へ行こう!

 本は私の人生の友・・・

『旅のつばくろ』

2020年05月21日 | 


著者 沢木耕太郎

旅のバイブル『深夜特急』で世界を縦横無尽に歩いた沢木耕太郎。
そのはじめての旅は16歳の時、行き先は東北だった。
あの頃のようにもっと自由に、気ままに日本を歩いてみたい。
この国を、この土地を、ただ歩きたいから歩いてみようか……。
JR東日本の新幹線車内誌「トランヴェール」の連載を単行本化。

沢木さんの文章は真心が感じられて大好きです💕

「ごめんなすって」というタイトルに?…

二十二、三でフリーランスの道を歩みはじめたとき、
新人ボクサーに対するトレーナーのような役割を
果たしてくれた編集者がいた。
その編集者は、晩年、俳句を作っており、
死後、遺族から私にその作品群が託された。
遺稿集を出すためである。
鮮やかだったのは、残された俳句に闘病のことや死への
恐れといった類いのことがいっさい詠(よ)まれていないことだった。
しかし、ただ一句だけ、「辞世の句」と読めないこともないものが
残されていた。
奥様にうかがったところによると、
まだ歩ける体力が残っているときに
ホスピスの見学に行く途中で見た桜を詠んだものだろう、
ということだった。
「花吹雪ごめんなすって急ぎ旅」

『ライオンのおやつ』

2020年05月09日 | 


著者 小川 糸

男手ひとつで育ててくれた父のもとを離れ、
ひとりで暮らしていた雫は病と闘っていたが、
ある日 医師から余命を告げられる。
最後の日々を過ごす場所として、
瀬戸内の島にあるホスピスを選んだ雫は、
穏やかな島の景色の中で本当にしたかったことを考える。
ホスピスでは、毎週日曜日、入居者が生きている間に
もう一度食べたい思い出のおやつを
リクエストできる「おやつの時間」があるのだが、
雫は選べずにいた…

私も最後の日々は、瀬戸内の海を眺めながら
心穏やかに過ごしたいと思いました。
とても良い お話でした。

ネットショッピング

2020年05月03日 | Weblog
「法隆寺金堂壁画と百済観音展」が開催中止になりましたが、
「ほぼ日刊イトイ新聞」のお買いものコーナーで
展覧会で販売予定だったトートバッグを見つけ、
ビーズ刺繍サンダルもステキだったので一緒に購入…
最近、ネットで お買いものが多くなりました💦