明日はハロウィーン🎃
下の写真は、いつもお世話になっている美容室で撮らせていただきました😊
映画『線は、僕を描く』公開を記念して、
目黒雅叙園・百段階段で水墨画展を開催してます。
映画に登場した作品が沢山ありました。
狩野芳崖「寒山拾得」
原作者・砥上さんの作品
映画の初めのシーンで、師匠が展覧会場のパフォーマンスで描いた大作(鷲)
突然 倒れた師匠の代わりに弟子がパフォーマンスで描いた大作(龍)
映画のワンシーンを再現した部屋
横浜流星さんの落款印
主演 横浜 流星
大学生の青山霜介はアルバイト先の絵画展設営現場で水墨画と運命的な出会いを果たす。
白と黒のみで表現された水墨画は霜介の前に色鮮やかに広がり、
家族を不慮の事故で失ったことで深い喪失感を抱えていた彼の世界は一変する。
巨匠・篠田湖山に声を掛けられて水墨画を学ぶことになった霜介は、
初めての世界に戸惑いながらも魅了されていく。
横浜流星も良かったですが、師匠役の三浦友和も いい味 出してました。
師匠の家の事を手伝ってばかりの弟子が、突然 倒れた師匠の代わりに
展覧会場のパフォーマンスで大作を描いたときは、ホォ〜と感心。
エンドロールにも水墨画が沢山 出てきて楽しめました。
砥上裕將さんの原作は、ブログを長期間お休みしていたときに読んだ記憶があります。
水墨画を習っている姉は、お仲間さんたちと観に行くそうです
(姉の作品)
21日(金)・22日(土)、京都の仁和寺で、竜王戦第2局が行われました。
藤井聡太竜王と広瀬章人八段の対局……
先手105手で藤井竜王が勝利して、1勝1敗のタイとなりました
対局中のおやつ
アップルパイ くま最中・しろみたらし
勝負メシ
精進御膳 桜御膳
〜120日以上 生きなくちゃ日記〜
著者 山本 文緒
お別れの言葉は、言っても言っても言い足りない……。
これを書くことをお別れの挨拶とさせて下さい……。
思いがけない大波にさらわれ、夫とふたりだけで無人島に流されてしまったかのように、
ある日突然にがんと診断され、コロナ禍の自宅でふたりきりで過ごす闘病生活が始まった。
58歳で余命宣告を受け、それでも書くことを手放さなかった作家が、最期まで綴っていた日記。
>どんなに いい人生でも悪い人生でも、人は等しく死ぬ。
それが早いか遅いかだけで一人残らず誰にでも終わりが やってくる。
だから今は安らかな気持ちだ……、余命を宣告されたら、
そういう気持ちになるのかと思っていたが、違った。
小説新潮(2021年12月号)で、仲の良かった作家さんたちの追悼文を読み、
今年の9月に出版された『残された つぶやき』も読みました。
昔、図書館の本棚を巡り、読みたくなる本を探すのが楽しみでした。
当時、山本文緒さんを知らず、1冊 読んでから大好きな作家さんになりました。
数年後、『恋愛中毒』で吉川英治文学新人賞、『プラナリア』で直木賞を受賞しました。
『落花流水』出版のときはサイン会に行き、一緒に写真も撮っていただきました。
2021年10月13日、膵臓がんのため58歳で逝去された山本文緒さんのご冥福を
心よりお祈りいたします。
長田弘・詩「冬の金木犀」……
秋、人をふと立ち止まらせる 甘い つよい香りを放つ
冬から春、そして夏へ 光をあつめ、影を畳んで
ひたすら緑の充実を生きる 葉の繁り、重なり
つややかな 大きな金木犀を見るたびに考える
行為じゃない 生の自由は存在なんだと
昨日の新聞のコラムに詩と共に、ウェザーニューズの情報が載っていました……
関東を中心に金木犀の「2度咲き」があるとのこと。
ずうっと前に金木犀の香りが終わったはずなのに、
最近また香りがすると思っていました…
ご近所さんの庭でも、散ったと思っていた花が また咲いていました。
早朝の富士山🗻
著者 ウィリアム・ケント・クルーガー
訳者 宇佐川 晶子
1961年、ミネソタ州の田舎町。 13歳のフランクは、牧師の父と芸術家肌の母、
音楽の才能がある姉や聡明な弟とともに暮らしていた。
ある夏の日、思いがけない悲劇が家族を襲い穏やかだった日々は一転する。
悲しみに打ちひしがれるフランクは、平凡な日常の裏に
秘められていた事実を知ることになり……。
どうして この題名を この本につけたのか?
そういう疑問を心の片隅に置いて読んでいます……
娘を亡くした母親の苦悩が「ありふれた祈り」を望み、
それが弟の吃音の克服にも つながります。
「ミステリが読みたい! 2016年版 海外篇」ベスト1になってますが、
読んでみてベスト1に納得です
柊あおいのコミックが原作。
スタジオジブリのアニメと同じように中学生の恋物語と、
10年後、大人になった2人が恋や仕事に悩む姿を加え、実写化。
清野菜名と松坂桃李が共演。
長男は、スタジオジブリのアニメ『耳をすませば』が大好きでした。
私も……なので2人の10年後を知りたくて、実写版映画を観てきました。
後半は涙して観ましたが、「カントリー・ロード」は歌われず、
アニメが懐かしい~
でも猫男爵の「バロン」は、実写版もアニメそっくりでした
著者 マイクル・Z・リューイン
訳者 武藤 陽生
私立探偵アルバート・サムスンの事務所にやってきた奇妙な青年。
話によると彼は「地球外生命体と人間のハーフ」で、
最近 部屋に空き巣に入られ、宇宙人の父から贈られた石を
盗まれたのだという。
その調査を頼まれたサムスンは渋々ながら引き受けるが……
新米警察官として奮闘中の愛娘の力を時には借りつつ、
ユニークな事件の数々を探偵サムスンが解き明かす連作集。
>この男には神童の名前を借用するという習慣があった。
4話 全てに「地球外生命体と人間のハーフ」だという青年が登場して、
レブロン・ジェームズ(NBAバスケットボール選手)、
ヴォルフガング・モーツァルト(超有名な大作曲家)、
シャーリー・テンプル(6歳でオスカー特別賞受賞の映画女優)、
ボビー・フィッシャー(チェスの天才)と1話毎に名前を変えてます😀
ユーモアのある、優しいミステリーでした🙂