図書館へ行こう!

 本は私の人生の友・・・

若宮正子さん講演会

2024年03月21日 | 講演会

講演テーマ 『実り多い豊かな人生 私は創造的でありたい』

〜 変化する時代を生き抜くための「学び続ける力」〜

 

若宮さんは 2017年に81歳で iPhoneアプリ「hinadan」を開発した世界最高齢のプログラマー

 

マーチャン(若宮さんのハンドルネーム)の言葉

 高齢者というのは「喪失体験」が多い。髪や歯が抜け、お友達も亡くなり……

 でも「スマホ」や「ネット」が使えれば 友人も増え、生きがいも増すんです。

 

我が家の狭い庭で咲いている沈丁花と椿


窪美澄さん講演会

2023年07月03日 | 講演会

『夜に星を放つ』で直木賞を受賞された窪美澄さんの講演会に行ってきました。

窪さんと図書館司書お二人のトーク……

昔から ずっと好きな作家は太宰治(特に好きな作品は『津軽』)

影響を受けた本は白石一文著『僕のなかの壊れていない部分』

最近 読んだ本は村上春樹著『街とその不確かな壁』

 

講演会の前に、JR南武線・稲城長沼駅前に行きました……

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講演会

2016年11月20日 | 講演会


世田谷区成城ホールで平成28年度文字・活字文化の日記念講演会がありました。
講演者は作家の沢木耕太郎さんで、テーマは『旅の不思議、書物の不思議』でした。

第1部は、子ども読書リーダーによる発表

小学5年生女子3人それぞれが・・・
・『蔵王の ちょう』朗読
・バナナの たたき売り口上
・落語『堀の女』(ピアノの椅子が用意され、何に使うのかと思っていたら、小柄な女子がチョコンと正座して、落語を始めました)

そして3人で狂言『ぶす』を演じました。

次に、中学生3人(女子2人、男子1人)と小学5年生女子1人で
・朗読劇『ぐり と ぐら』
・沢木さんの『深夜特急』の香港フェリーの部分を朗読(小学5年生女子の朗読が とても上手でした)
・4人の おすすめ本の紹介

子どもの発表だからと あまり期待していませんでしたが、とても素晴らしかったですよ。

第2部は、沢木さんの講演

沢木さんは中学生時代に、本好きな父親から2冊の本を いただいたとのこと。
結局、父親からは生涯その2冊の本しか いただかなかったそうですが、
今から思うと、その2冊の本が自分の人生に大きな影響を与えたとのこと。
1冊は小田実の『何でも見てやろう』
もう1冊は太宰治全集・・・特に『晩年』と『哀蛾(あわれが)』
その2冊の影響で旅好きになり、物を書く仕事をするようになったのではないかとのことです。
さっそく『哀蛾』を読んでみたいと思います。
とっても お話が上手で、面白い講演でした。

シンポジウム

2009年11月07日 | 講演会
専修大学 創立130年記念事業 人間科学部開設・文学部改組
記念シンポジウム

会場 専修大学神田キャンパス

講演 第1部 講師:香山リカ
   テーマ 「生きるのがしんどい、と言う若者たちについて」

講演 第2部 講師:上野千鶴子
   テーマ 「ネオリベ改革がもたらしたもの」

シンポジウム テーマ 「生きづらさのゆくえ」



休憩時間に「写真を撮る方はフラッシュ無しでお願いします」という放送を聞いて、写真撮影OKということを知り、撮らせていただきました。
お二人の講師に挟まれた専修大の哲学・倫理学の先生はチョット窮屈そう?

上野千鶴子さんのお話がとっても面白かったですよ~。

「言葉を楽しむ日」

2009年10月28日 | 講演会
~2010年国民読書年に向けて~

文字・活字文化の日(10月27日)記念事業

会場 国立国会図書館 新館講堂

第一部・・・朗読 (それぞれが好きな本を10分間)
 
 河本  優 (4歳。 絵本作家・こうもとさちこさんのお孫さん)
        おばあちゃんの著書『しおちゃんとこしょうちゃん』を
        お母さんと交互に朗読。
        優くん、スラスラ読めて、すご~い。
        でも終わったら、椅子に寝転んだりして、
        それもほほえましかったですよ。

 大久保満男 (日本歯科医師会会長)
         『<食>は病んでいるか ―揺らぐ生存の条件―』
                             (鷲田清一編著) 
 
 長尾  真 (国立国会図書館館長)      
        『パンセ ―パスカルに倣いて Ⅰ』(西村浩太郎著)
 
 角野 栄子 (童話作家)
        ご自分の著書『魔女の宅急便』の1巻と6巻の
        初めの部分を朗読。
        『魔女の宅急便その6 それぞれの旅立ち』は
        今月出来たばかりで、これで完結とのこと。
        「本は扉を開けて違う世界に入って行くもの。
        そして本の終わりは閉まるのではなく、
        そこからまたさらに別の扉が開く。
        物語を読んだことでさらに違う世界が見え出す、
        いわばはじまりなんです。
        本の世界の面白さはそういうところにあります。
        それぞれの人が、それぞれの物語をここからつくって
        いってほしいなと思います」とおっしゃってました。

 田中真紀子 (衆議院文部科学委員会委員長)
        『二十一世紀に生きる君たちへ』(司馬遼太郎著)
        思いがけず綺麗な声でした。いつもは、仕事用、
        マスコミがチョイスする声かな?
 
 福原 義春 (文字・活字文化推進機構会長、資生堂名誉会長)
        『猫町』(萩原朔太郎作・清岡卓行編)

 林野  宏 (クレディセゾン代表取締役社長)             
        『天人五衰 ―豊饒の海・第四巻―』(三島由紀夫著)
 
 肥田美代子 (文字・活字文化推進機構理事長、本日の司会)
        『夫から妻へ、妻から夫へ、60歳のラブレター⑧』
                       (日本放送出版協会編)

第二部・・・「お話と朗読」
 
 広瀬 修子 (ことばの杜、元NHKアナウンサー)
        『風切る翼』(木村裕一作・黒田征太郎絵)
 
 山根 基世 (ことばの杜代表、元NHKアナウンス室長)
        『女の戦い』(『あけがたに来る人よ』所収)(永瀬清子著)

第三部・・・講演 「話芸を楽しむ」
 
 桂  文我 (落語家) 

フォーラム

2009年09月21日 | 講演会



先日、東京学芸大学で「学校図書館活用教育フォーラム」が開催されましたが、児玉清さんの講演「面白小説に魅せられて」を聴いただけで、用事がありましたので途中退席しました。

児玉さんは、やせられたようですが、背が高くステキでした。
現代は面白小説があふれているのに、本を読む人が少ないことを嘆いてました。
本を読むことで、自分を客観的に見ることができたり、
想像する力、考える力を持つことができる。
映像文化は刺激を受けるだけ。
小説を読むことで、たくさんの人生を重ね合わせられる。
見たものの裏側を想像する大切さ。
子どもたちが本を読まない社会に未来は無い。
司会をしているクイズ番組「アタック25」の解答者は、文学の問題にとても弱くなっているとか。


(近くの神社のお祭り)

シンポジウム

2009年09月06日 | 講演会
「首都東京の美しさや風格を考えるシンポジウム」
  ~ 都市中心部の水と緑、環境 ~

会場 東京都庁第一本庁舎5階 大会議場

開会挨拶 猪瀬直樹(東京都副知事)
基調講演 岡田新一(建築家)
その後、各分野の専門家5名によるパネルディスカッション

都心中心部におけるお濠の水や、皇居周辺の緑、江戸城外堀跡など、水と緑、環境、文化についての議論を通じて、首都東京の美しさや風格を考え、そのあるべき姿を探るシンポジウムが行われました。

中国では来年の上海万博に向かって緑を増やしているそうですが、日本は緑に対しては後進国とのこと。
街路樹はのびのび育てたいが、剪定し過ぎ。
景観は“もてなし”の心、地域の人の心を映す鏡。
広告がないと風景を美しく見せる。
広告は景観の中のアメーバー、ウィルス。
江戸時代は、たくさんの緑があり、たくさんの鳥がいる都市だった。
江戸以来の東京を壊してきたのではないか・・・。
美しい街を作るのは、人類普遍のテーマ。
都市の美しさは市民の心次第、一人一人の市民が作っていくもの。

公開シンポジウム

2009年06月28日 | 講演会
“いまマスコミに問われているもの”
「スタートした裁判員裁判 ―― 課題は語り尽くされたか」

基調講演 「司法の大転換期への期待と不安」 佐木隆三

パネルディスカッション 江川紹子(ジャーナリスト)、佐木隆三
               弁護士etc.(私の知らない方ばかり)

会場 日本プレスセンターホール

主催 マスコミ倫理懇談会全国協議会

裁判員制度については本や新聞などで得た知識で充分だと思いましたが、佐木さんが見たい、江川さんが見たい、で参加しました(軽~い)。
深いお話、議論がなされましたが、省略させていただきますね。
私としては、一生に一度あるか無いかの裁判員に選ばれたら、進んで参加したいと思っていますよ。
自分で量刑(特に死刑)を決めるのは荷が重いと思っている人もいますが、多数で決めるのですし、一審の次は、高裁、最高裁と専門家の手に委ねられるのですから、あまり深刻に考えなくてもいいのでは・・・。 



私の駄作を門柱の上に置いておりますが、イヌのアゴに雨のしずくが・・・
雨が降り出した午後、お使いに行こうとして傘を広げたとき、目にしましたよ。
真珠のように綺麗に見えたので写真に撮りましたが、画像では分かりませんねぇ。
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近藤富枝さんを囲んで

2009年06月22日 | 講演会
毎年この時期、浅草の先の東向島での講演会に参加してます。
過去には、山崎朋子さん、高野悦子さん、山崎洋子さんのステキなお話を聴かせていただきましたが、今年はノンフィクション作家の近藤富枝さんでした。
87歳という高齢ですが、日本橋生まれのチャキチャキの江戸っ子で、お元気でした~。
瀬戸内寂聴さんと東京女子大で一緒に演劇をしていたとか、その寂聴さんから“おしゃべり”だと言われるそうですが、寂聴さんだってスゴイおしゃべりだ、などと。
お話がアチコチに飛んで面白く、でも忘れずに元に戻る、という繰り返しでした。
寂聴さんは“なまり”があって、芝居はヘタだったとか。
昭和19年、NHKのアナウンサーになりましたが、戦後退職して、文筆活動に入りました。
永井荷風が手本だとのことですが、講演会の帰り、駅のホームで電車を待っているとき、駅名「東向島」の上にカッコして「旧玉の井」と書いてあるのを目にしましたよ。



2階のベランダで洗濯物を干していて東の方に目をやると、一年中裸のままで強風に虐げられたような木がいつも目に入ります・・・。

講演会

2009年06月08日 | 講演会
国立天文台 公開講演会 「 7.22 日食と太陽研究最前線 」

写真は、2001年6月21日の皆既日食をザンビアから撮ったものだそうです。
若田さんが乗った国際宇宙ステーションを地上から次男と一緒に感動して眺めた数日後、7月22日が日食だということを次男に教えられ、さっそく講演会を見つけて申し込みをしましたよ。
今年の日食は、奄美大島北部や屋久島などでは、太陽が月にすっぽりと隠され、美しいコロナが見られる皆既日食が起こりますが、日本全国でも太陽が大きく欠けて見える部分日食を観察することができます。

今年は「世界天文年」で、ガリレオの望遠鏡観測から400年という記念すべき年とのこと。

太陽は、冬に最も地球に近く、夏に最も地球から遠い、なんてこと、知りませんでした。
冬が寒いのは、真上から日が差さないから。
太陽は固体ではない、ということも知りませんでした。
(科学的なことに無関心、無知でした~)

東京では、9時55分33秒より部分日食が見られます。
最大食は11時12分58秒で、12時30分20秒で終わり(今年の日食は時間が長いそう)
もちろん直接見てはダメ!
下敷き×、サングラス・ゴーグル×
専用の日食グラス(千円~千五百円)を使って太陽を観察してくださいとのこと。
(講演会参加者には日食グラスが無料で配られました。次男、夫、私で、我が家は3個ゲット)

ピンホール法・・・厚紙など、光を通さない薄いシートに小さな穴を開けて、日食中の太陽の光を当てると、穴を通って影の中に映った太陽の光が、欠けた太陽の形になっています。

木もれ日・・・ピンホールと同じ原理で、葉の間を通ったそれぞれの光が欠けた太陽の形になります。

日食で(ホントは皆既日食と言ってましたが)太陽の神秘を体験しよう!! 自然現象を楽しもう!!

7月22日が晴れますように!!
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