1月28日は初不動で、だるま市が開かれました。
日中は大変な混雑ですが、朝 早くに行ったので ノンビリ見てまわれました🙂
著者 吉田修一
横浜で探偵業を営む遠刈田蘭平のもとに、一風 変わった依頼が舞い込んだ。
九州を中心にデパートで財をなした有名一族の三代目・豊大から、ある宝石を探してほしいという。
宝石の名は「一万年愛す」。ボナパルト王女も身に着けた25カラット以上のルビーで、時価35億円ともいわれる。
蘭平は長崎の九十九島の一つでおこなわれる、創業者・梅田壮吾の米寿の祝いに訪れることになった。
豊大の両親などの梅田家一族と、元警部の坂巻といった面々と梅田翁を祝うため、豪邸で一夜を過ごすことになった蘭平。
だが その夜、梅田翁は失踪してしまう……。
伝えたい本質はシリアス……「世界中の子供が悲惨な思いをしませんように」
ミステリーかと思ったら最後は壮大なロマンス小説でしたが、面白かったです ☆☆☆
〜いつもの場所で〜
著者 益田ミリ
人生には、何もしなくていい時がある。ぼんやりしないほうが もったいない。
盛岡旅2022冬、小説「念のため」、楽しい仕掛けもあり!
私たちが日々生きていることの証しが詰まった、宝箱のような一冊。
>一日だけ 11歳に戻るなら 永遠だった 未来を見たい
>一日だけ 17歳に戻るなら 持て余したい 自分自身を
一番 面白いと思った漫画は、昼寝しているノラ猫の ひたいに うまく自分の手の影が遠くから届くように手を伸ばして、
猫の ひたいを「なぜなぜしている」ように して、そして「影ってアバターやん(主人公は関西弁)」というセリフの ところ 😀
(私の散歩道)
著者 川上弘美
作家として次々と物語を生み出す傍ら、コツコツと詠んできた句を集めた著者待望の第二句集。
2010年~2023年の220句に加え、過去30年に詠んだ句から特にお気に入りの句を選んだ「自選一年一句」と、
俳句に興味を持っている「あなた」へと向けた巻末エッセイを収録。
日常から銀河まで、豊かなスケールで広がる川上弘美ワールドを堪能しながら、俳句の喜びに心から浸れる一冊。
>ヒトやがて示準化石や冬銀河
>系統樹のはてに我あり春のくれ
>王将の前で待つててななかまど
>夫婦解散とラインに知らせ年の暮
>フォボスダイモスしたがへ火星凍(い)ててをり
昨日、J:COMホール八王子で「神韻日本公演」を観てきました。
中国の古典舞踊や民族舞踊を披露する舞台芸術団体です。
米国ニューヨークに拠点を置き、演目は中国の伝統文化、歴史の物語を表現するものが多く、
独自のオーケストラ「神韻交響楽団」を有しています。
とても素晴らしい舞台でした ☆☆☆
会場係の方にホームページから画像をお借りする許可を得ました🙇♀
著者 藤岡陽子
笹本遼賀、33歳。都内のレストランで働きながら、人並みに、真面目に生きてきた。
だが、胃の不調で受けた検査は予想外の結果……突然のがんだった。
どうして自分が? 絶望に襲われた時、弟の恭平から荷物が届く。
それは遼賀が15歳の頃、故郷の山で遭難した時に履いていたオレンジ色の登山靴で……。
笹本遼賀が勤めていたレストラン「tramonto」はイタリア語で「夕焼け」という意味です。
各章で、重要な登場人物たちの思いが語られ、とても良かったです💛
最後は涙が出ました😢
♪あたまを雲の上に出し
知念実希人著「天久鷹央の推理カルテ」シリーズを面白く読んでいましたが
最近、TVで深夜、アニメ化されているので、録画して楽しく観ています。
先日は「天久鷹央の休診日『高尾山で鷹央さーん!』」というタイトルで
天久鷹央役の声優さんが高尾山に登ってアニメのヒット祈願をするというものでした。
我が家から電車で20分ほどなので、録画を観て即 ‼ 高尾山に行ってきました😀
天久鷹央のパネルはロケのとき置かれただけでしたが
おかげ様で 高尾山の澄んだ空気に元気をいただきました💛
寒いし高齢なので、往復ケーブルカーを利用しましたよ。
都心の高層ビル群が見えました。
著者 黒川博行
猟奇事件に挑む、大阪府警捜査一課シリーズ第8弾。
第1の事件は、扼殺後にセーラー服に着替えさせたうえ化粧も施していた。
第2の事件は、女子大生風のテニス服、第3の事件ではOL風のスーツ姿。
女性の成長する姿を模しているのか? それともマネキンに見立てているのか?
デート商法を舞台背景におきつつ、絶妙なストーリー展開を見せる作品。
黒川博行さんが 2004年に亡くなった作家の鷺沢萠さんを偲んで、
同名小説が1993年刊行のとき(こちらの本は2005年刊行)鷺沢萠さんがされた解説を
あとがきの中で全文掲載しています。
私が いつも利用している駅の改札そばに毎朝いらっしゃる「桃太郎さん」
先日、偶然 スーパーの前で お会いし、鬼の面をリュックに付けていたので
許可を得て撮らせていただきました😀
下の写真は、以前 投稿したものです……
~14歳、私は生きる道を選んだ~
リリアナ・セグレ 中村秀明 訳
1944年1月、アウシュヴィッツに送られた少女は、壮絶な日々の末に生きのびる。
戦後、長い沈黙を経て、30年にわたり自らの体験を語り続けた。
90歳を迎え、活動に幕を下ろした年に行った最後の証言を、インタビューとともに収録。
そこには差別、憎悪、分断が はびこる現代への警告と、未来への一筋の希望が見える。
>(歩いてきた道のりが数百キロになった「死の行進」後、たどり着いた収容所で)
戦争が あのまま続いていれば、ナチスが手を下さなくても私たちは死んでいったでしょう。
そのくらいに弱り、死にかけていたのです。
それでも、ここでは素晴らしいものに出会いました。
小さな敷地の先、鉄条網の向こうに野原があり、木々が茂っていました。
そこに春の訪れを見つけたのです。
春の始まりが、私たちの心に喜びを運んでくれました。
新緑を楽しみ、自然に思いを はせる喜びを感じることができたのです。
戦争があろうと、街が破壊されようと、人が どんな悪い行いに手を染めようとも、
自然の営みは左右されることなく、その歩みを止めないのだと気づきました。
>無関心は あらゆることの根源です。
何かについて選択しなくてはいけない時に、その勇気がない人がいます。
もう朝だというのに、目を覚まして どうするか決めなくてはいけないのに、何も する気のない人です。
「まわりのことは どうでもいい」「ニュースには興味がない」「世界で今どんなことが起きているかなんて、知りたくもない」と。
そして、おいしいものを食べ、買い物をして、自分が心地よければ それで十分だと考える人です。
あなたの家族に こんな人がいたら どうでしょう。
子どもは こんな風に無関心だったら、兄弟が もし そうだったら?
それは恐ろしいことです。私には大事なことも、大切な人も いないと考えるなんて。
そうした人たちは、不正を目にしても、路上で誰かが殺されかかる場面に出くわしても、
目をそらして通りすぎるのでしょう。世界は もはや そんな感じです。
私にとって大事なのは、あなたの身に降りかかっていることではない。
私は、私のことで手いっぱいなのだ、という風に。
>日本の若い人たちは知らないかもしれませんが、アウシュヴィッツ収容所の周囲には鉄条網が張り巡らされ、そこには高圧電流が流れていました。
それに触れれば、すぐに死ぬことができました。死を選ぶのは、簡単なことでした。
しかし、私たちは なんとか死から のがれることを考え、自殺する人は ほんのわずかでした。
生きるということは恵みを もたらします。生きていることは素晴らしいことです。
すべてを失った奴隷の日々が私の人生には ありました。母となり、子どもを育てるとは思いも つかない日々でした。
それでも、私は いつも生きることを選んできました。そして、90歳になった今も生きることを選び続けているのです。
12月中に元旦の護摩焚きを予約お願いしていましたが
元旦早朝に夫が いただいてきた護摩札には いつも付いてくる清酒やチョコなどが無く
紙袋に入っていたのは護摩札だけでした。
不動尊に電話確認すると、いつも通りに付いているとのこと……
混雑緩和した10日に、初詣して 付属品をいただいてきました。
梅が蕾を付けてました……