~ 三島屋変調百物語九之続 ~
著者 宮部 みゆき
行く当てのない女たちのため土から生まれた不動明王(『青瓜不動』)
悲劇に見舞われた少女の執念が生んだ、家族を守る人形(『だんだん人形』)
描きたいものを自在に描かせてくれる不思議な筆と その代償(『自在の筆』)
人ならざる者たちの里で育った男が語る故郷の物語(『針雨の里』)
です。
>江戸は神田三島町にある袋物屋の三島屋は、「黒白(こくびゃく)の間」という客間に人を招いて、風変わりな百物語を続けている。
一度に招く語り手は一人だけ。向き合う聞き手も一人で、語られる話は一つ。夜の闇にこだわらず、蠟燭を灯したり消したりの趣向もない。
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」
語り手は語って思い出の荷を下ろし、聞き手は、受け取った荷を黒白の間の限りに収めて二度と口にしない。
>人は誰でも、一生に一つの物語を綴りながら生きている。時にはそれを語りたくなる。
幸福の儚(はかな)さを、情愛の美しさを、失われてゆく魂の尊さを、全てを焼き尽くしても
なお燻(くすぶ)って残る憎悪のしぶとさを、許し合う心の豊かさを。
それらを聞き取るためにこそ、三島屋の変わり百物語は続いてゆく。
宮部みゆきさんの本には根底に心の優しさがあり、大好きです。
今朝は、
やはり暑い暑い朝です。(;'∀')
>~ 三島屋変調百物語九之続 ~
しばらく前に、新聞連載で
「 三島屋変調百物語六之続 」
-黒武御神火御殿-
を楽しみに読んだことがありましたが。。
すっかり内容は飛んでしまっています。トホホ
「語って語り捨て、聞いて聞き捨て」
は、頭の片隅に残っていました~
子供の頃の定番、夏の怪談話が懐かしいです。
怖さで涼をとる時代があったんですよね。
もう随分と年を取ったものです。
シラサギ?でしょうか?
真っ青な空に
水面が鏡になったようで素敵な写真ですね。
シラサギさんに涼を貰って、一足一足ゆるりと前に。
こんにちは~
今日も一段と暑い日でしたが、
思い切って新宿まで映画を観に行きました……
案ずるより産むが易しでした
新宿の地下道は涼しく、主演の菊地凛子さんは
青森出身のネクラ女性を上手く演じていました
気分転換できました~
私は新聞連載の三島屋変調百物語事続「あんじゅう」を涙して読み、
それ以来、大ファンになりました
でも、私も すっかり内容は飛んでしまっていますよ
シラサギは、早朝散歩で撮りました……
お褒めの言葉、ありがとうございます