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我が家は、子供時代オーブンがなかった。母は「蒸し器」でおやつをこしらえていたようだ。代々の「婦人之友」からの料理である。(「婦人之友」は雑誌の名前。うちは母方の祖母の代から、この雑誌をとっている。この前友人の家で、友人の母が使っていた婦人之友社の、古い料理本をいくつかもらった。大根葉の食べ方が何種類ものっている。すいとんの作り方も。戦争中出されたものと、戦後出版されたものと。今度ご紹介しよう。
私の小さいときの、おやつの定番。蒸しリンゴ。(うちではこれをなんと「焼きりんご」といっていた)リンゴの上を切り取って、すこしくりぬく。砂糖とマーガリンを混ぜたものを入れる。マーガリンは、あればバターを。シナモンも入れるとうまい。が、なくても大丈夫。昭和30年代は、マーガリンと砂糖だけだったね。アルミホイルで包んで、蒸し器で30分ぐらい蒸す。冷えてから食べたり、蒸しなおすと、味が全体にしみてうまかった。幼少のみぎり。、近所のイシオアさんちにいったとき、おばさんの作った「焦げた焼きりんご」を「これは焼きりんごじゃない」といって、ぐずって食べなかった。おばさんごめん。うちのはじつは「蒸しリンゴ」だった。おばさんちのが本物だった。
私の小さいときの、おやつの定番。蒸しリンゴ。(うちではこれをなんと「焼きりんご」といっていた)リンゴの上を切り取って、すこしくりぬく。砂糖とマーガリンを混ぜたものを入れる。マーガリンは、あればバターを。シナモンも入れるとうまい。が、なくても大丈夫。昭和30年代は、マーガリンと砂糖だけだったね。アルミホイルで包んで、蒸し器で30分ぐらい蒸す。冷えてから食べたり、蒸しなおすと、味が全体にしみてうまかった。幼少のみぎり。、近所のイシオアさんちにいったとき、おばさんの作った「焦げた焼きりんご」を「これは焼きりんごじゃない」といって、ぐずって食べなかった。おばさんごめん。うちのはじつは「蒸しリンゴ」だった。おばさんちのが本物だった。