2022年5月2日(月)
熊本県の人吉にある山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアムへ行きました。
以下は山の中の海軍の町 にしき ひみつ基地ミュージアムのウェブサイトから引用
人吉海軍航空基地は、太平洋戦争中の1943年(昭和18年)11月に、海軍施設部により建設が開始されました。全長1,500m 幅50mのコンクリート製滑走路を有する飛行場と、本部庁舎や実習棟、兵舎が建ち並ぶ庁舎居住地区からなる、本格的な航空基地でした。
1944年(昭和19年)2月、人吉海軍航空隊が発足します。当初整備兵を養成していましたが、5月からは海軍飛行予科練習生が入隊します。飛行機乗りを夢見た予科練生は、海も湖もない人吉球磨で飛行機整備術を学びました。その数は6,000名を超えます。
その後、2度にわたる空襲と戦況の悪化により、教育施設から特攻訓練基地、そして本土防衛基地へとその役割を変えていきます。上空には、「赤とんぼ」の愛称で知られる九三式中間練習機が特攻訓練に明け暮れ、地上では本土決戦に備えた膨大な数の地下施設の建設が進められました。
人吉海軍航空基地の活動期間は、わずか1年9カ月と短いものでした。
ガイドツアーに参加しました。
予科練生が「赤とんぼ」の愛称で知られる九三式中間練習機が特攻訓練をした滑走路
地下施設へ行くために竹林の中を通ります。急斜面なので、のぼりおりだけで訓練になりそうです。
外観
中から撮影しました。
終戦を迎えた時、ここからどのような思いで外を見たのだろうと思いました。
中の壁は精巧に削られています。芸術作品のようでした。