2020年7月31日(金)
朝日新聞の記事からです。
石原慎太郎氏は、ALSを「業病(ごうびょう)」と表現したが、
人の身体(体型とか病気等)をとやかく言うことは最低レベルの人間で、人権侵害になると思います。
自分が同じ病気になった時に、「業病」と言われたら、どんな気持ちになるか考えてみたらいいと思います。
言った方はすぐ忘れられますが、言われた方の傷はなかなか癒えないものです。
私の家族は、ALSと同じ神経系の病気です。
一昨年の脳梗塞の時に隠れていて、発見が遅れてしまいました。
昨年末に病名確定を受け、本人と家族はそのことを受け入れていかねばなりません。受け入れていくことは、とてもつらいことです。
石原慎太郎氏は、以前、小池百合子知事に「大年増の厚化粧」と罵倒しました。
小池百合子知事は、お顔に大きいシミがあるらしいです。
男女問わずシミは気になるし、人前に出る女性がシミを隠そうとお化粧する気持ちはよく分かります。
小池百合子知事は婦人科系の病気もされているので、ホルモンバランスでシミがあるのかもしれません。
人の身体的な悩みの部分を傷つける発言をして、さらにまたこのようなことを繰り返す、石原慎太郎氏の無神経さが信じられません。
謝罪だけではなく、この機会に己の今までの発言をしっかり振り返って頂きたいです。
以下、朝日新聞の記事