今日は電話で、同業の先生と、1時間もお話しました。
電話の相手Mさんは、独身だった頃教えた、昔の門下生です。
中学3年生の冬から大学入試までの3年間、ピアノとソルフェージュを教えました。
今は立派なピアノの先生になって、多くの生徒さんを教えています。
色々な勉強会に積極的に参加して、かなり深く勉強しているので、
最近のトリルの解釈について、質問したのです。
さすがによく勉強していて、いろいろな資料を紹介してもらいました。
喋っていると、ピアノの先生同士の会話になったり、
ふとした瞬間に、昔の師弟関係に戻ったり、
色々な立場がクロスオーバーして、不思議な気分になりました。
いつまで経っても、私の中でMさんは、高校生の頃のMちゃんだし、
きっとMさんの中で私は、ちょっと怖い、昔のピアノの先生なのだろうと思います。
しかし、ピアノ教師と云う立場では、2人の間に、上下関係はまったくありません。
ピアノが好きで、ピアノが好きな子を増やしたい~
そんな気持ちを通して、私達はずっと対等だし、同士なのです。
そんな同士が居て、私は本当に幸せ者です。