先日の マサ君(特別支援中3)のレッスンの時、
mf の読み方を質問したら、
「メゾフォルテです!」と、きちんと答えました
私は、何時もの通り、鉛筆をマイクに見立て
「正解です マサ君、すばらしいですね。」
と言って、次に マサ君の方にマイク?を向けました。
マサ君は、こんなインタビュー形式の会話が大好きなのです。
するとマサ君は、私が差し出した鉛筆を私の方に向けて
「もう、いりません。」
と言ったのです。
「マイクは要らない、ということですか?」
と尋ねたら
「はい、いりません。」と、キッパリ言いました。
えっ? 何で? と思いましたが、
私は、すぐにピンときました。
。。。小学校の時、
マサ君は、リズム打ちが大好きでした。
マサ君は、ピアノに飽きると
「先生、タンタンしましょう。」と言っていた程です。
なので、
「マサ君、あと1回弾いたらタンタンだよ~」
等と、リズム打ちをご褒美のように扱っていた程です。
それが、中学生になった途端
「タンタンは、もうしません。
中学生は、タンタンはしません。」
と宣言しました。
そして、それ以来、
リズム打ちに興味を示さなくなった事があったのです。
なので私は
「マイクでお話ししないのは、
マサ君が中3になったからですか?」
と聞いてみました。
「はい、そうです。マイクはいりません。」
とマサ君は答えました。
中3になり、マサ君自身に、
「しっかりしなければ!」という自覚が芽生え、
それが、マイクごっこ卒業
~ということになったのかな?と思いました。
子供は、日々成長しているな~と思った出来事でした。