先日のルイ君(特別支援中1年)のレッスンの時の事です。
ニコニコと楽しそうに入って来たので
「ルイ君、何だか楽しそうだね。」と聞いてみました。
「はい、楽しいです」とルイ君。
「もしかしたら、学校が楽しいの?」
「はい、楽しいです」
と、ルイ君はキッパリと言いました。
「楽しい学校で良かったね。」
「はい。
僕の学校は、"特別な" 学校なので楽しいんです」
「そうなんだね。
"特別な" 学校で良かったね。」
「はい。良かったです。」
小学校の支援級に行っていた頃、
ルイ君は、しょっちゅう悲しい思いをしていました。
大きな音に緊張したり、
担任の先生の、おそらく好意による激励に
心身共に疲れる日々を送っていたのです。
それが、特別支援校に入り、
「学校は、楽しいです」
と大きな声で言えるようになったのですから。
本当に良かったな~と思いました。
「ところで、"特別な" ルイ君は、
今週、ピアノの練習をしてきたのかな?」
「それは。。。」
「どうしたの?」
「ららみ先生が悲しむから、言えないんです。。。」
「先生が悲しくなっちゃうの?」
「はい、だから言えません。。。」
ルイ君は そう言って、
申し訳なさそうなお顔でうつむくのでした。
そんなルイ君が、私は可愛くてたまりません。
そう、私にとってルイ君は、
"特別な" ルイ君なのです
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