昨日のルイ君(特別支援校・中2)の
レッスン中のことです。
ルイ君は今、キャサリン・ロリン作曲の
【アルゼンチン】に挑戦中なのですが、
左手の和音が難しくて、
ちょっぴり苦戦しています。
なにしろ、臨時記号が沢山出てくるので、
譜読みが難しいのです。
レッスンの時、いつもルイ君は
真面目に弾こうとしてくれます。
でも、どうしても間違えてしまいます。
そんな時、私はなるべく口出しをせずに見守るのですが、
ルイ君はいつも、
「出来ません。。。」と言って
下を向いてしまうのです。
しょんぼりしているルイ君を見ると切なくなるので、
私はつい、助け船をだしてしまいます。
ところが昨日は、自分の力で解決しようと
非常に頑張ってくれました。
1音ずつ音を確かめながら頑張る姿に
私は とても感動しました。
「ルイ君、今日は凄く頑張ってくれましたね。」
「はい。」
「さすが中学生だな~と思いましたよ。」
「はい。」
「頑張ってくれてありがとうね。」
「。。。。。」
「やっぱり、中学生は違うね。立派ですね。」
私が そう言うと、
ルイ君は思い切ったように口を開きました。
「この間。。。」
「この間、どうしたの?」
「この間、漢検を受けました。」
「ルイ君は、漢字が得意だものね。」
「はい。でも、出来ませんでした。」
「あれ?何でかな?難しかった?」
「勉強しなかったからです。」
「あ~そうなんだ。」
「頑張ることが大事です。」
「凄いその事に気が付いたんだね。」
「はい、気が付きました。」
「気が付くところが素晴らしいね。
だから、ピアノも自分で頑張ろう!と思ったの?」
「はい、思いました。」
何て素晴らしい気付きでしょうか
ルイ君の成長、
そして頑張る姿勢が嬉しくて、
幸せなレッスンになりました。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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