少し次期外れになってしまいましたが、
「歌会始の儀」について書こうと思います。
1月18日、宮中にて「歌会始の儀」が執り行われました。
私は、毎年楽しみにしていて、
今年もテレビの前で拝見させて頂きました。
私が1番感動するのは、
歌を朗々と詠みあげる方々の声です。
読師(どくじ)*司会役
講師(こうじ)*全句を節を付けずに読む役
発声(はっせい)*第1句から節を付けて歌う役
講頌(こうしょう)*第2句以下を発声に合わせて歌う役
この方々の張りのある声が、
宮殿 松の間に響くと、
まるで音楽のようで聴き入ってしまいます。
それはあたかもグレゴリオ聖歌の響きのようです。
楽器を伴わない分、
人間の声の素晴らしさが心に響くのだと思います。
今年はマスクをしながらでしたが、
それでも充分響き渡っていました。
今年は、どなたが仰せ使われたのでしょうか。
調べたのですが、分かりませんでした。
それにしても、勿体ないのは愛子さまです。
愛子さまは、学習院大学で
文学部日本語日本文学科で学んでいらっしゃいます。
学業優先、とのことで、
お出ましになられませんでしたが、
歌会始に御臨席出来る
特別なお立場ですのに勿体ない!と思いました。
何故、愛子さまの担当教授は、
御出席なさるよう お勧めにならなかったのでしょうか。
文学部の教授ならば、
学生である愛子さまに、御出席を勧めてほしかったと思いました。
音大生が音楽会で生の音楽を、
美大生が美術館で実物を鑑賞するように、
座学よりも何より、雅な文学の世界を体感出来るのに。。。
凄く勿体ないな~と思いました。
来年は是非、お出まし下さいますように。