小学生になって、自己主張が強くなってきたハル君(小1・広汎性発達障がい)。
お母様は何時も、
「言うこときかないんです。どうしたらよいですか?」
と心配していらっしゃいます。
確かにレッスンの時も、
私の指示を無視してふざける事が多いのです。
以前も、こんな記事を書きました。
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【反抗的になる理由】
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20230928
ハル君が反抗的になるのは、自分に自信が出来たから~
そう思っていたのですが。。。
最近、ある絵本作家さんのYouTubeを見て、
もしかしたら。。。と思った事がありました。
【子どもがお母さんの前でふざけるのは、お母さんに笑ってもらいたいから】
という内容でした。
お母さんを喜ばせたい!
お母さんを笑顔にしたい!
そんな気持が、ふざけたり、言うことを聞かない表現に顕れるのです。。。
私はハル君のお母さんではありませんが、
習い始めた時から、とても懐いてくれています。
しかも、3歳から習っているのですから、
肉親のような気持になっているのかも?
そう思って、先日のレッスンの時に、
いつもと違う対応をしてみました。
ハル君は椅子に座るなり、思いっきりふざけ始めました。
最近読んだマンガの内容を説明し、
笑いながら登場人物の物真似を始めたのです。
いつもの私ならば、
「そうなんだ。それは面白いね。」と一旦共感し、
その後すぐに「さあ、弾いてみましょう。」と言うのですが、
先日は、ちょっと対応を変えてみました。
しばらくハル君の物真似に付き合ったり、
くすぐったりして、ハル君を笑わせたのです。
すると、ハル君は凄く嬉しそうな表情で、大きく息を吐きました。
凄く満足そうな溜息でした。
そのタイミングで
「さあ、弾いてみましょう。」と言ってみました。
すると、ハル君は嬉しそうなお顔で課題を弾きました。
「あら、上手に弾けたね。
でも、もっと上手に弾く為に、1度右手だけ弾いてくれますか?」
普段のハル君ならば、
「やだ! 両手で弾けるもん。」と言って反抗する事が多いのですが
その日は素直に私の指示に従ってくれました。
今まで私がレッスンの時に気をつけていた事は、
「相手のペースに乗らない」ということ。
発達に凸凹がある子は、拘りも多く、
一旦喋り出すと止まらなくなる事が多いのです。
なので教師は、
子どものペースに引きこまれないように、
一旦共感したら、すぐに気持の切り替えをしなければならない。。。
講座や書物で、こう教えて頂きましたので、
そのように指導をしてきました。
しかし今回、とことんハル君のおふざけに付き合った結果、
凄く言うことを聞いてくれました。
私がハル君のおふざけに付き合ったのは、
時間にして、3分~4分だったと思います。
ハル君が笑い、私も笑う。
そんなひとときがハル君の気持ちを満足させ、
その後のレッスンを集中出来るのなら、
その3分は、決して無駄ではないはず。
【子どもがふざけるのは、相手を笑顔にしたいから】
そのように発信してくれた絵本作家の方の言葉が、身に染みた出来事でした。
お願いです
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