昨日の夕方、突然レイ君(大1)のお母様から電話がありました。
レイ君というのは、春休みに特別レッスンをした大学生です。
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大学進学に備えて、春休みだけの特別レッスン
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20240401
純粋過ぎる18歳~春休みだけの特別レッスン
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/d/20240404
最初は お母様が、大学生になったレイ君の様子を語ってくれていたのですが、
突然、レイ君が電話に出てきました。
「先生、レイです。こんにちは。」
「レイ君、お久しぶりですね。 お元気でしたか?」
「はい、元気です。」
「今、お母さんから聞いたのだけど、大学がとても楽しいんですって?」
「はい、凄く楽しいです。」
「それはよかったねぇ。」
「はい、興味のある授業が沢山有ります。」
「そうなんだ。」
「毎日が楽し過ぎて、1日が1週間の価値があります。
1ヶ月は、1年位の価値があります。」
「え~っ そんなに
それは相当ラッキーでしたね。良い大学を選びましたね。」
「はい、去年の2月頃に、急に保育科に行きたくなって、
両親には凄く反対されたんですが、一生懸命説得したら許してくれて。。。
今は、本当に良い学科を選んだな~と思っているところです。」
「それは、御両親にも感謝しなくちゃね。」
「はい、感謝しています。」
私はレイ君と喋りながら、とても感動していました。
レイ君は、小中学校は支援級に在籍していたそうです。
中1の段階で数Ⅲを解く程、数学の能力だけはズバ抜けて高かったのですが、
他の科目は、お母様曰く、壊滅的だったらしく、
しかも、思ったことをすぐに口にするのでトラブルが絶えず、
コミュニケーション能力が極端に低かったのです。
高校は特別支援校にするか?普通高校にするか?
御両親共々、凄く悩んだそうです。
悩んだ挙げ句、発達障がいに理解のある私立高校に進学しました。
そこで、様々な教科を学ぶうちに、あれ程大好きだった数学への興味が失せ。。。
保育科に進学したい!と思う様になったそうです。
ところが、レイ君の数学の能力に期待していた御両親は大反対
何で保育科なの? 男の子なのに?
数学の才能はどうなるの?。。。
コミュニケーション能力が劣っているのに、保育士なんかできるの??
お母様は悩み過ぎて、体調を壊したそうです。
(お母様のお気持ちは、よく分かります。)
しかしレイ君の決意は固く、結局、保育科に進学して今に至ります。
しかも、お母様の心配は杞憂に終わり、
レイ君は同級生達とも良好な関係を築き、充実した日々を送っているとのこと。
「大学は、本当に楽しいです」
そう語るレイ君は、コミュニケーション能力も備わってきたのでしょう。
なんて素晴らしい事でしょう
「先生、また夏休みにピアノを教えてください。」
「あら、嬉しいわ。
夏休み、楽しみにしているわね。」
「僕も楽しみにしています。」
夏休みが、本当に待ち遠しいです
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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