福祉作業所が経営するパン屋さん。
以下は、そこで見つけた映画のパンフレットです
映画【わたしのかあさん 天使の詩】
この映画は、
菊池澄子さんの絵本【わたしの母さん】を原作に
現在92歳の山田火砂子監督が、映画にしたものです。
【あらすじ】
障がい者特別支援施設の園長である山川高子はある日、
親友から母親・清子のことを本にしないかと声をかけられた。
今でこそ福祉に従事する高子だが、
かつては障がい者をうとみ憎んですらいた。
高子は聡明な子だったが、
両親は知的障がい者でありそれを恥じた時期があったからである。
親友の言葉に高子は小学三年生の頃を思い出す。
同級生に母親を見られたくなくて、
授業参観のお知らせを隠していた高子だったが、
それを見つけた清子は授業参観にやってきてしまう。
騒がしくおどけ、同級生から失笑を買ってしまう清子。
その後、両親が知的障がい者であることを知らされ、高子は動揺する。
そんな高子の心を癒したのは母清子の裏表のない、何より高子を愛する気持ちであった。
(以上、公式サイトよりお借りしました)
原作を書かれた菊地澄子さん(元養護学校教師)は
御自身の御両親が知的障害者。
そして、山田火砂子監督のお嬢さんは重度知的障害者で、
お嬢さんの担任の先生が、菊地澄子先生だったとのこと。
子どもから見た親の障がい。
そして、親御さんから見た子どもの障がい。
この映画は、それぞれを経験したお二人によって編み出された映画なのです。
【監督 山田火砂子さんのことば】
私の知的障がいの長女が通った大塚養護学校で
長年お世話になった菊地澄子先生の書かれた『わたしのかあさん』を映画化しました。
知的障がい者の両親の長女として高子は生まれました。
秀才だった高子が小学三年生になって
両親の障がいに気がつき荒れるところからドラマは始まります。
しかし、周りの人々の感化によって
「障がいを持っていたのが自分だったかもしれない」
と言う事に気がつき、だんだん心を取り戻していくのです。
優秀ならIT企業などで働けば金銭的には楽だったかもしれないのに、
後年、高子は福祉の道に進みます。
糸賀一雄先生、田村一二先生、池田太郎先生方の影響を受けましたが、
最も影響を与えたのは、無垢な心の母親です。
悪は善に負けるがテーマです。
母の悪口ばかり言っていた近所の人達も、だんだん仲良くなって、子供を預けるなど、母を信頼していきます。
周囲の人々の心を変えていく母の姿を見た高子は福祉の道に生きる決心をするのです。
障がいの両親役に、寺島しのぶ、渡辺いっけい、
友人の父親に船越英一郎、
先生役に東ちづる、
糸賀一雄先生役に宅麻伸、
そして成長した高子を常盤貴子、
その親友に安達祐実、
ほかたくさんの演技派の俳優さんが参加して豪華メンバーのすばらしい映画となりました。
福祉映画もここまで来たかと感動しています。
幸せとは何か、貧しくとも豊かな家庭とは、
泣き笑いのあるこの映画をぜひお楽しみください。
(以上、公式サイトよりお借りしました)
是非 観てみたいのですが、
ほとんどが自主上映になるようです。
動画の予告編と、上映スケジュールは、
以下の公式サイトをごらんください
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【映画・わたしのかあさん~予告編】
【公式サイト】