アカデミー賞！松たか子さんの総絞りのお着物

第９２回アカデミー賞の授賞式が、
日本時間２月１０日に開催されました。

歌曲賞にノミネートされている
アナと雪の女王の主題歌「in to the unknown～心のままに」

あの名曲を、世界９ヶ国のエルサ役と
共に歌うために、女優の松たか子さんが登場されました。

 

歌う時は素敵なドレスでしたが、
レッドカーペットに現れた時は、素敵な着物姿でした。

 

共に画像はお借りしました

 

 

松さんが、レッドカーペットを歩く際にお召しになっていたのは、
以前に御家族があつらえた帯と、疋田（ひった）総絞りの着物

御実家の歌舞伎の名門
「高麗屋」の家紋、四つ花菱（はなびし）と思われる模様は、
全て刺繍だそうです

 

何て綺麗

ドレスの煌びやかさに引けを取らない素晴らしい着物姿に、
着物好きな私は、ウットリしてしまいます。

 

 

ところで、総絞りで思い出したのですが、
１９９０年代に一斉を風靡した双子の姉妹、きんさん ぎんさん。

このお二人は、愛知県の鳴海村出身で、
鳴海村は、浴衣などに使用される「有松・鳴海絞り」が、有名です。

その為、お二人は結婚後も、
絞り括りの仕事を、長年続けていたそうです。

呉服屋さんから うかがったので、確かな情報だと思います。

 

細かい絞りのお仕事を続けていたから、
心身共にお元気で長寿を全うされたのかな～と思いました。

やはり、心身の健康の為には指先を使うって大事なのですね

ハノンの代わりにチェルニー３０番

ピアノを練習する時、
何時も、ウォーミングアップにハノンを弾いていたのですが、

最近は、チェル二ー３０番曲集をランダムに弾いています。

ハノンは弾きながら、音の粒だけに集中して弾けますし、
時には【無】の状態にもなれるので、

ウオーミングアップには最適な教材だと思います。

でも、さすがに飽きる時もあるわけで。。。

 

なので、チェルニー３０番曲集を弾いてみたら、
これが楽しくてたまりません。

簡単に弾けるので、譜読みのストレスもありませんし、
意外と音楽的なのです

ゆっくり弾いたり、速く弾いたり～

気が付くと夢中になって弾いています。

 

以前、２声のインベンションを
ウォーミングアップに弾いていた時期もありました。

バッハは大好きですので、
毎日、５～６曲をランダムに弾いていましたが、

バッハは考えなければならない事が多すぎて、
ウオーミングアップには適さないな～と思って止めました。

 

その点、チェルニー３０番は手軽ですし、
音階が多いので、ハノンの代わりに弾くには最適

～と思いつつ弾いています

指って凄い！

５月に発表会があるので、私自身も練習を始めました。

今回は、３０年位前にコンサートで弾いた曲を
久しぶりに弾こうと思います。

 

以前弾いた曲を再び弾く時、いつも感じるのですが、

指は、意外と覚えているものだな～と感心します。

どんなに難しい曲でも、
以前弾いた曲は、何となく指が覚えているのです。

勿論、速くは弾けませんし、
微妙な音色等の細かいことは、再び練習しないと出せません。

それでも、譜読みの段階では、
初見の曲とは、明らかに違うのです。

臨時記号が沢山付いている両手の和音等、
初見ならば、１音ずつ確認しないと弾けないものですが、

以前練習した曲は、確認する前に、指が自然に動きます。

 

指って凄い

改めて そう思いつつ、ピアノに向かっています。

俺は先輩

今年に入って、土曜日の生徒さんの順番が変わり、

ルイ君（小６）の次に、マサ君（特別支援中２）

～という順番になりました。

 

マサ君は嬉しくてたまりません。

何故ならば、この春から、ルイ君も同じ中等部に入学して来るのです。

先日の土曜日も、

「ルイ、ただいま。。。」

「あっ  ルイ、お疲れ～」と嬉しそうに言いました。

まるで、バイト中の大学生みたいです

 

そして、

「ルイ、バスは何号車？」と嬉しそうに聞きます。

ルイ君は、キョトンとしています。

ルイ君が黙っていると、

「何組？ 」

「宿泊学習、行く？」

と、矢継ぎ早に尋ねます。

ルイ君は、益々黙ります。

だって、まだ入学していないのだもの、分からないよね～

 

マサ君は、レッスンの時も、突然

「ルイ君が１年生になったら、俺は３年生。」

と言ったりします。

「うん、マサ君は先輩だから、よろしくね。」

と私が言うと

「はい」と嬉しそうです。

 

「マサ君は先輩なんだから、ピアノも頑張ってよ。」

「はい、頑張ります」

 

マサ君は そう言うと、
嬉しそうにピアノに向かい、何度も弾いてくれるのです