スカイツリーオープン ―目に見える技術―
いよいよ5月22日に「東京スカイツリー」OPENですね<o:p></o:p>
スカイツリー、久々の「モニュメンタルな建物」のような気がします。<o:p></o:p>
スカイツリーの前のモニュメンタルなものと言えば、六本木ヒルズでしょうか?<o:p></o:p>
これは規模こそ大きいですが、モニュメンタルというにはすこし役不足でしょう。<o:p></o:p>
あえて言えば、「東京都庁」でしょうか。<o:p></o:p>
まさか、公共の役所が超高層になるとは、びっくりしました。<o:p></o:p>
当時はバブル経済まっただ中、東京都のGDPはどこの国より大きいとかそんな話の中、「バブルの塔」などといった人もいましたが。<o:p></o:p>
当時、建築学生であった私は、東京都庁のコンペの安藤忠雄さんや磯崎新さんの低層案も新鮮でした。それに対する丹下さんの案(現在の都庁)の緻密な提案は、もう力技としか言えない迫力でした。
さて、話をスカイツリーに戻しますと
形態の美しさについては様々な意見があると思いますが、この地震の多い日本であのタワーはやはりすごいですね。
地元の皆さんは、震災後タワーの建設を見て「勇気」をもらったと話してました。
日本の技術や経済に勢いがないといわれる中で<o:p></o:p>
こういう、壮大なプロジェクトはやはり、勇気や自信につながる気がします。<o:p></o:p>
日本には、トップクラスの技術がたくさんあります、たとえば人工衛星の部品は日本の企業のものであるとか。建設業でも、外国のタワーの多くは日本の企業が施工しているとか
そういうときでも、話では理解できるのですが、どうもリアル感?というか満足がえられません<o:p></o:p>
そういう意味で、「目に見える」ということは、すばらしいと感じます。<o:p></o:p>
「目に見える成果」「目に見える技術」etcです。<o:p></o:p>
スカイツリーは、久しぶりに「目に見えるすごい」建物です。<o:p></o:p>
正直、形態はもうちょっと、エレガントに作ってほしかったですが。
あれだけの高さですから、がっちりしているのは、構造的に致し方なかったのでしょう。
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