すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

小さいひとたち

2017-04-09 | 発酵
麹くんは生きものだから
発酵のぐあいは毎回いろいろで
予定通りにはいかない。

教本のとおりにも行かない。

今日は外に用事があったけど
この段階で長時間放っておくと
温度が上がりすぎて菌が死んでしまい
まずいことになるので

しかたない・・・
連れて行くぞ





用事の帰り、スーパーの駐車場で
まるで赤ちゃんのおむつ替えをしてるお母さんのように
タオルをめくって麹の切り返しをする。。

 
なんだこれ、怪しいなー・・ 笑



車を開けると
もわんと
なまあたたかい

なんかひとが寝てるみたいな
すごい存在感ね
小さいキミたち


↑蒸したお米に麹菌がうっすらと増え始めている




はじめの保温には
コタツを使ってみたり
クーラーボックス使ったり、、

どうやったら小さいひとたちにとって快適な環境に近づけるか。
麹屋さんで入らせてもらった麹室
あの湿度と温度
小さい空間で再現するにはどうしたらいいか
いつも考えている。


ある日の一例。



生きもののお世話は
自分の都合より
相手の都合に合わせる。

だからまだ慣れない今は
昼も夜もなくなっている。

菌たちのふるまいがあるていど予想できるようになるといいな、と
こまめに様子をみている。
(でも”慣れる”ということはないほうがいいのかもしれない。)

自分のことだったら夜中に起き出したりできないのに
2,3時間おきに起きて温度チェック。

こんなふうに
自動的に
やることが立ち現れる感じが
なんか動ける。
余計なこと考えなくていいのがまた良い。
畑もこんな感じでできるといいなぁ。。
小さいひとたちにつき動かされる感じ

畑は体力がついていかないんだけども
そこはなんか知らんけど
どうにかなるということにして(他力)
この感じを畑に持っていきたいな。

おもしろい遊びだなー♪