すべてのみちはここに

もう追いかけないよ 
宝物は 
いつもここにある

アイガアフレテイル

2018-03-25 | 心で生きる
金曜はふと思いたって
お山の地球屋での
「谷本 仰」さんのソロライブへ

まったく予備知識なしで
なんとなーく、ふと、行ってみた。


行ってみたら

なんとなんと
深くて
ひろい
音の世界

でした




谷本さんは
バイオリン奏者であられるのですが
足元には
押したらブーブー鳴るオモチャや
回すと鳴るチューブ
ステンレスのボウル
ヤカン
泡だて器・・・etc
それと
なんていうのか知らないけど音を録音したりする機械と配線がゴチャゴチャあって



こうやるとこんな音がするんだよ
こんな音もするよ
って遊んでるオトナ・・・
ではなくて演奏中です↓




しかし
その音がいつの間にか
コヨーテの遠吠え響き渡る荒野の景色になったり・・・!
雨粒踊る空の上を自由に駆け巡ったり・・・!!
そんな光景が広がりました。


「雨の歌」という曲があって
その曲についてのお話しのなかで

雨の音って
雨粒の一滴一滴が空から落ちてきて
地上の様々なものに当たる音の集まりでしょ
雨の一滴一滴は
ビルとビルの狭い隙間とか
どこかの野の草の葉っぱにあたって揺らしたり
僕が一生見ない、知らないであろう所にも降り注いている
その一つ一つの音の集まり
そう思うと
僕のすぐ近くにも
知らない世界がたくさんあるんだなって思うんです

というようなことを言われていた。



そう、ほんとは世界はギフトで溢れていて
隠されているわけではないんだけど
我々人間は
いろんな決めつけでもって世界を見てるから気がつかない



「聞く耳が変わる」

っていう言葉が印象的だった。
それってシフトするってことだよね


「谷本さんは雨の音を聞いても
何かがぶつかったりとか生活の中で聞こえる音は何でも
音楽に聞こえるのかな、「普通」と違って聞こえるのかな 
って思いました」って言ったら

「そうなんだよ
でもね聞いてるほうもなんか「聞く耳」が変わるみたいなんだよね」って。



聞くものも
見るものも
何かが起こっても
「こういうこと言われたら怒んなきゃ」とか
すぐに「キレイ」って言ったりとか
これは「善いこと」これは「悪いこと」とか

記憶や思い込みから作られた「スイッチ」がどっかに付いてて
なにかにつけそれを押して自動的に反応している みたいなことを
私たちは無意識にやっている。

そのスイッチの回路を外していって
ありのままを
言葉に変換しないで
見たり聞いたりしていったら

おもしろいぞきっと😀




谷本さんの紡ぎだす音には
軋みも
揺れも
濁りも
含んでいる



キレイ があれば キタナイ がある
好き があれば 嫌い がある
明るい があれば 暗い がある

光 があれば 闇 がある

ただ ある。



生きる強さって 
強くあろうとすることではなくて
今 ここに あるものを 愛すること
なんだなって思った。

「ここ」に
まだ 私が知らない世界があるということを
知っていること。

誰のもとにも
すでに
ぜ~んぶ、与えられているんだ。

死ぬまで世界を遊んでいたい




谷本さんと。
地球屋のななちゃんが似てるって言ってた  たしかにそうかも!笑



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