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USA ナイアガラ川の雪

2011-07-30 13:23:37 | アメリカ大陸横断 花の旅

 朝6時半、今日は比較的ゆっくりとモーテルを出発しました。

 目的地は目と鼻の先ですから。

 

 ナビの「付近のトピックス」という検索項目にナイアガラの滝を見付けて指定すると、後はナビまかせです。

 

 道はナイアガラ川の上流に廻り込んで行きます。

 やがて、左手に川が見えてきました。驚く程の水量です。

 

 

  駐車場に車を止めて、最初にビジターセンターへ向かいました。

 

 

 ビジターセンターの中は、とってもお行儀の悪い中国人の観光客で溢れかえっていました。

 どうやら観光バスで来た団体のようです。

 私がラックの絵葉書を選んでいると、横から手を伸ばし、強引に体を割り込ませてくるので、早々に退散しました。

 

 でも、とても不思議です。

 中国本土は上海、広州と二度訪ねましたが、その時はこんな経験をしませんでした。

 何故なのでしょうか。

 

 外は小雨が降っていました。

 傘を差して、最寄りのプロスペクトポイントへ行ってみました。

 

 

                 

 

 ものすごい水量の滝が目の前にありました。

 そして、予想外のことに、滝の下に続く川が白い雪で埋まっていたのです。

 

 

 以前にも記載しましたが、私は今回の旅に出るときに、観光地の情報を集めませんでした。

 というか、集める時間も無いままに出発し、唯一「地球の歩き方・アメリカ」を鞄に入れただけ、しかも十分には目を通していません。

 ナイアガラ川が冬は雪で埋まる、なんて寝耳に水みたいなものです。

 

 

 昨晩宿で、ガイドブックをぱらぱらと捲りながら、「そうか、船で滝壺を巡るツアーがあるんだ、これに乗ってみようか」などと暢気に考えていたのですが。

 下の写真をご覧下さい。

 

 

 雪に閉ざされた川面の横で、陸に閉じ込められているのが多分、滝壺観光船でしょう。

 

 思わず、笑っちゃいました。

 そうなんだ、ナイアガラは4月頃までオフシーズンなんだ。

 寒い時に来てはいけないんだ。

 

 但し、ガイドブックには10月~3月がオフシーズンと記載されていますが。

 

 

 でも、臍曲がりの真骨頂とも言うべきか、私は直ぐに「これはなかなか面白い」と興味を膨らませました。

 というのも、雪で埋まったナイアガラの写真なんて、今まで一度も見たことがないらです。

 

 これでまた一つ、酒席での話題が増えようというものです。

 

 

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USA 何処から来たの?

2011-07-30 13:03:22 | アメリカ大陸横断 花の旅

 無事カナダへ入国できたので、心安らかにハイウエーを走り始めました。

 

 そう言えば、検問所を通る時に、記念に審査官の女性の写真を撮ろうかなと思ったのですが、トラブルが起きるとと面倒なので我慢しました。

 

 多分それが正解だったと思います。

 

 

 カナダ国内のハイウエーもアメリカと殆ど違いません。

 

 しかし、道路表示はマイルではなくて、メートルが基本のようです。

 

 

 広々とした道が、真っ直ぐに続くだけなので、何の心配もありません。

 

 但し予定外の行動なので、私の財布に米ドルしかありませんでした。

 

 ビザカードは世界共通に使えますので、いざとなればカードで何とかなると思いましたが、余計なことはせず、アメリカへ早く戻るに越したことはありません。

 

 

 ちょっとした冒険気分を味わいながら、カナダのハイウエーを走っていると、面白いものを見かけました。

 

 

 建物の引越しです。こんな光景は日本では見たことがありません。

 

 追い越してから、思わずバックミラーで、どんな風に見えるか確認した程です。

 

 

 カナダを走り始めて一時間半、ナイアガラ瀑布方面とオンタリオ州の州都トロント(Toront)への分岐点に差し掛かりました。

 

 相変わらず交通量は少な目です。

 

 

 掲示された「ナイアガラ150」の表示はKmの意味です。

 

 

 視界の良く開けた、心地好い程に真っ直ぐな道が続いていました。

 

 日本の東名高速で、稀にフェラーリやランボルギニーなどを見かけますが、掃き溜めに鶴です。

 

 渋滞すれば皆同じです。

 

 こんな道でこそ価値があるんだろうな、と思ったりしました

 

 

 そして18時40分。

 

 そろそろ国境の町に近づきました。

 

 

 「アメリカ国境への最終出口」の表示が見えました。

 

 

 「国境では余計なことはせず、無事に通過するだけ」を肝に銘じて検問所に入りました。

 

 そして恙なく、国境を通過することが出来ました。

 

 

 アメリカ再入国の際、審査官から「何処から来たのですか?」と聞かれたので、「デトロイトです」と答えると、「デトロイトの訪問目的は何ですか?」と聞かれたので「観光です」と答え、それだけで終わりでした。

 

 もっと神経質な状況も想定していたので、拍子抜けしましたが、全て目出度し、目出度しです。

 

 モーテルのチェックインは19時10分でした。

 

 

 スーパーへ買出しに行き、お風呂に入り、明日の仕度を整え、

 

 

 今夜も、冷えたビールに喉を潤しつつ、お寿司とトマトを摘まみ、ささやかな晩餐を済ませました。

 

 西海岸での記憶が邪魔して、レストランを探すつもりが全くないのです。

 

4月19日のコースと位置

 

 

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USA ちょっとカナダへ

2011-07-30 12:44:35 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ミシガン大学植物園の散策を終えて、次に目指すのはナイアガラの滝です。

 

 今夜は可能な限り、ナイアガラ瀑布に近い場所に宿を取りたいと、ナビで、ナイアガラの町バッファロー(Buffalo)までのルートを検索すると、予想外のルートラインが示されました。

 

 私が当初想定したのは、デトロイト(Detroit)からエリー湖の南岸を経由して、オハイオ州を経てナイアガラに至るルートです。

 

 しかしナビが示したルートは全く違っていました。

 

 図で示しますと、当初私が想定したのは青い破線が示すルートで、ナビが示したのが赤い実線です。

 

 どちらが近いかは明らかですが、ナビが描いた線は何と!カナダ国内を経由するルートだったのです。

 

 

 オ・・・! と一瞬思いましたが、直ぐに「アメリカの一般的なレンタカーに設置されたナビであれば、一般的なアメリカ人が運転するのに不都合なルートを示すはずはない」と考えました。

 

 それと、ナイアガラ滝では、観光客は比較的自由に国境を行き来できる、とガイドブックに記されていたことを思い出しました。

 

 計画段階で地図をながめた時も、カナダを通ると近いのになー、とは思っていましたが、ナビが背中を押してくれたのです。

 

 判断できれば、早速出発です。

 

 時計は14時を示していました。

 

 

 雨は本降りでしたが、デトロイトが近づくにつれて収まってきました。

 

 

 30分程でデトロイトの街が見えましたが、そのまま、通過します。

 

                 

 

 この時ナビを確認すると、バッファローまで346km、予定走行時間は4時間12分でした。

 

 それにしてもナビは画面が小さくて大雑把ですよね、慣れるまでに結構苦労させられまた。

 

 

 そして、いよいよカナダに渡る橋に差し掛かりました。

 

 橋の手前に料金所があって、米ドルで支払いましたが、正確な料金は覚えていません。

 

 多分5ドル程度だったと思います。

 

 

 橋の頂を越えると、眼下にカナダ国内のウインザー(Windsor)の街が広がりました。

 

 

 橋を降た所に入国審査の検問所がありました。

 

 他の車は空港の入国審査と同じペースで、通過して行きます。

 

 

 いよいよ、私の番です。

 

 車に乗ったまま窓を開けて、パスポートを審査官に渡しました。

 

 審査官は20代とおぼしき、丸顔の普通の女の子でした。

 

 しかし、矢鱈と質問が多いんですよね。

 

 「一人ですか?」

 「奥さんとご一緒じゃないんですか?」

 「何処から来たのですか?」

 「入国目的は何ですか?」

 「年齢はおいくつですか?」

 「カナダは初めてですか?」

 等々と

 

 日本人が珍しくて、個人的な興味で質問しているんじゃないかと思ったほどです。

 

 それでも、カナダへは無事に入国することができました。

 

 自分で言うのもなんですが、前科はないし、善良だし、人相も悪くないので、拒絶されることはないと思いましたが、正直ほっとしました。

 

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USA 早春のラビリンス

2011-07-30 12:28:56 | アメリカ大陸横断 花の旅

 みつけました。

 柳の花の初々しい芽生えを。

 

 

 そして、すっかり気に入ってしまった赤く色づく紅の枝。

 紅葉という言葉がありますから、紅枝と言う言葉があってもいいのかな。

 

 萌える若草のみどりと、素晴らしいアンサンブルを奏でています。

 

 

 よく見ると、冬枯れと見える木立の梢に僅かに緑が萌え始めていました。

 

 

 

 林の中には、冬と春の境目に、枯葉色の道が続いています。

 

 

 そして林が開けた場所に、不思議な広場が現れました。

 近くの掲示板に「歩く迷宮(ラビリンス)」とあります。

 

 

 「歩く迷宮」はバルト海沿岸の模様を、草丈が低いバッファローグラスで作ったもので、迷路とは異なり、単純な一本道でできていますので、人は歩きながら心やすめ、気持ちをほぐすことができるのだそうです。

 草丈が低く、いつでも出口へ戻れるメリットもあるとのことでした。

 

 

 そう言えば、この植物園のトレイルも、ゆったりと迷わずに歩けて、気持ちを癒すことができます。

 歩くラビリンスのコンセプトそのものではありませんか。

 そうか、ミシガン大学植物園では、木々や草々の心癒す作用を研究テーマの一つとしているのかもしれません。

 

 帰り道では、伸び伸びと枝を広げた大木の姿に寛ぎを覚えます。

 

 

 どんぐりの木でしょうか? かさこそと葉を付けた木々が寄り添っています。

 

 

 この木は、絵本から抜き出したようなフォルムを見せてくれています。

 

 

 グェグェという鳴き声に気づいて視線をやると、野鴨が胸を張って歩いていました。

 

 

 春の足音を察知して、誰よりも早くスイセンが風に香を送っていました。

 

 

 カロリーナポプラの名札を付けた木も、なかなかにハンサムな枝振りです。

 春から夏にかけてどんな表情を見せてくれるのでしょうか。

 

 

 冬の眠りからまだ覚めやらぬ木立に囲まれて、池が鈍色の空を静かに映し出していました。

 

 

 空を雨雲が覆っていても、池の畔を巡る若草の道に、小鳥達の歌声が明るく響いていました。

 春の気配を感じ始めた青い鳥が、恋の季節を待ちわびているのでしょうか。

 

 ミシガン大学植物園。

 多くの花を認めることはありませんでしたが、印象に残る一時を過ごすことができました。

 

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USA 早春の小道

2011-07-30 11:56:17 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ミシガン大学植物園のトレイルは、フレミング川が流れる森の中に続いています。

 北海道だと野幌の森林公園、関東では千葉の泉自然公園、関西では枚方の山田池公園などに近いイメージでしょうか。

 大学の施設ですから、夫々の公園よりは、自然に手を加えない状態で管理されています。

 

 四つあるトレイルの中から20分程のものを選んで歩き始めました。

 周囲に人の気配が全くありません。

 小川の水は音もなく流れています。

 小川に掛けられた木橋を渡るとき、足元で木の橋が、かたことと音をたてます。

 

 

 小雨が降っていますが、風もない森の梢に小鳥の囀りが明るく響きます。

 私は、登山用のウールのシャツを着ていますので、早春の雨にも寒さを感じません。

 小川を渡ると目の前に四阿が見えてきました。

 

 

 その先は、落葉樹の林に踏み固められた道が続いていました。

 小道を縁取るように、早春の草が、雨の中でみどり色に濡れていました。

 

 

 小道の横に小川が流れます。

 私はその流れの中を一匹の鱒が、ゆっくりと泳ぎ渉って行く姿を認めたような気がしました。

 

 

 雪融の水を溜めた藪の中では、春を待ちわびる草々の芽が萌え出しています。

 

 

 小川に掛かる木橋をもう一度渡ります。

 

 

 その橋の上から流れを見ると、春の小川は思いの外に豊富な水量で、両岸から迫り出す藪の赤い枝は、まるで祝祭の前夜祭に灯る篝火のようにも見えます。

 

 

 早春の小道は、右岸を、流れに沿って上流へと続き、

 

 

 静かな森の中でささやかな堰が水音を立てていました

 

 

 温かな落ち葉の褥の中で、やがて来る春を演じる主役達が、顔を覗かせていました。

 

 

 梢の少ない場所では、雪解けも早かったのでしょうか、小道は緑の絨毯に変わり始めていました。

 

 

 雨に濡れそぼる木道の脇にも、小枝の赤い篝火が揺れていました。

 

 

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USA ミシガン大学植物園

2011-07-30 11:17:03 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ミシガン大学植物園に到着したのは12時半でした。

 生憎の空模様で小雨がぱらついています。

 駐車場の横に消え残った雪の姿を認めました。

 

 

                

 

 受付で5ドルの入園料を払い、温室に入りました。

 温室はそれ程大きな規模ではありません。

 収集された植物の種類もそれ程多いとは思いませんでした。

 見せることより、研究や学生への教育が主目的のようです。

 

 

 温室の中には代表的な亜熱帯、熱帯植物が植裁されていました。

 

 

 奥へ進むと、大きなアオノリュウゼツランやサボテンなどを見かけました。

 

 

 私はサボテンの花をフィルムに数枚写してから退出しましたが、「花を撮る」という目的としては然程の成果は得られませんでした。

 

 

 30分程で外へ出ると小雨が辺りを濡らしていました。

 温室横に設置された西洋式ガーデンは季節前なのか、まだ閉鎖されていました。

 セントルイスには花が溢れていたのに、ミシガンにはまだ春が到来していないようです。

 

 時間が余ったので、どうしようと、逡巡したのですが、小雨の中を傘を差して、園内に設けられた、森と湿地のトレイルを歩いてみることにしました。

 

 

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USA ミシガンへ

2011-07-30 11:08:35 | アメリカ大陸横断 花の旅

 シカゴで30分ほどの休憩を取って、再びハイウエーに戻りました。

 

 

 程なく、道路標示にデトロイト(Detroit)の文字を認めました。

 

 

 やがて、車窓に一瞬、水面が見えたような気がしました。

 水面だとすれば五大湖の一つ、ミシガン湖のはずです。

 

 

 空はどんよりと曇り、時々小雨がぱらついてきました。

 

 昨日のセントルイスは春爛漫だったのですが、この辺りではまだ春の気配を感じ取ることができません。

 

 シカゴは北緯41度51分ですから函館とほぼ同じ緯度です。セントルイスは北緯38度38分ですから仙台のちょっと北、一関か気仙沼辺りに該当しますので、気温に差があって当然です。

 

 ところで、この辺りで頻繁に目にしたものがあります。

 

 

                    

 

 お分かりでしょうか?

 そう、パトカーの取締りです。

 多分と言うか、絶対にスピード違反です。

 

 かなりの数で目にしました。

 

 日本人は、殆どの人が、アメリカのハイウエーに速度規制が無いと信じ込んでいるようですが、決してそんなことはありません。  

 

 私はフリーウエーの制限速度、70マイル(約113㎞)以上を出さないようにしましたので心配はないのですが、それでも市街地に入ると、制限速度が50マイル(約80㎞)に変更されますので注意が必要です。

 

 

 サンフランシスコで車を借りた時は、左ハンドル車の運転操作に精一杯でしたから、スピードメータの横の走行距離表示を確認するどころではなかったのですが、二日目に気付いて累積走行距離を確認すると5000マイル+α程度でした。

 

 今は2011年4月19日11時31分、車の累積走行メーターが8000マイルを示しています。

 

 

 この時点で「アメリカ大陸横断花の旅」は通算約3000マイル、即ち5000キロ程度を走破したことになります。

 

 そして、道路標識にミシガン大学植物園の所在地アナーバー(Ann Arbor)の表示が現れました

 

 

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USA シカゴのおトイレ

2011-07-30 10:48:38 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ブルーミントン(Bloomington)を朝6時に出発しました。

 今日最初の目的地であるミシガン大学植物園までは約570キロの距離があります。

 

 昨日のパターンとほぼ同様で、目的地到着は13時頃の予定です。

 

 

 走り始めてから約1時間20分、視界の中にモクモクと煙を吐き出す煙突が見えてきました。

 シカゴ市街に近づいたようです。

 

 

 程なくイリノイ川に掛かる橋を渡りました。 

 

 

 大きな船が見えています。

 

 

 日本の川に大型船が航行する姿は殆ど見られませんので、物珍しく感じました。

 

 ちょっと脱線しますが、日本では海を航行するような船が入り込む川と言えば信濃川河口ぐらいでしょうか、他にもあるのでしょうか?

 

 そう言えば私は、まだ利根川の河口を見たことがありません。

 そう思うと気になってきました。これは早速にでも行ってみなければ。

 

 ハイウエーはインターステート(IS)55からIS80に入り、再びイリノイ川を跨ぎます。

 

 

 今はシカゴの南端を掠めるように走っていますが、周囲の情景に大都市を伺わせる様な景色はありません。

 

 明らかな変化は、交通量が増えてきたことぐらいです。

 

 

 分岐点に差し掛かりました。

 私はインディアナ州方面にハンドルを切りましたが、もう一方はシカゴの中心を通ってウイスコンシン州へ向かうルートのようです。

 

 

 出発してから約2時間が経過しましたので、その先のレストエリア「シカゴ・サウスランド・リンカーン・オアシス」で休憩を取ることにしました。

 

 

 スターバックスでコーヒーを飲みます。

 WiFi フリーと表示されていたので持参したPCがネットに繋がるか再度試みましたが徒労に終わりました。

 

 

 新しく購入した携帯用PCが、ネットに繋がらなかったことが今回の旅の一番の誤算でした。

 

 

 店を出る前に、男子用トイレに入ってみると(当たり前ですね、入口を間違えると逮捕されるかもしれません)、何と!ギリギリの線で足元が丸見えです!

 

 いや、良いんですけどね・・・ 。

 なんかナ~! 

 

 外の人に中での行為が分かっちゃうっていうのも、なんだかナ~!

 何しろ、私は性格がとても奥ゆかしいものですから。

 

 

 ところで、「男子用トイレ」の字句を記載したことの連想で、突然疑問が湧いてきました。

 

 一体女子のお部屋はどうなっているのでしょうか?

 常識的に推測すれば同じ構造のはずですが・・?

 女子のお部屋も同様に、慎ましくない構造なんでしょうか。

 

 誰か、教えて~

 

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USA 今日も900km超

2011-07-30 10:30:46 | アメリカ大陸横断 花の旅

 セントルイス(St.louis)の街を出て、インターステートIS55を北へ走りました。

 このハイウエーもほとんどが直線です。

 

 

 私の頭の中には「アメリカ南部は農業、北部は工業」といった先入観がありました。

 

 しかも無意識の内に、関東平野のような、田園風景に隣接して家屋が密集する地域を北部のイメージとして持っていたのです。

 セントルイスを過ぎたら工業地帯が始まり、民家や工場などが続く光景があるだろうと漠然と考えていました。

 

 がしかし、

 恐れ入りました。

 

 

 ハイウエーは広大な畑のド真ん中を、ひたすら北へと向かうばかりです。

 

 

 地平線が見たかった私は、こんな光景が好きで、運転に飽きることはないのですが、流石に、畑の中を突き進む直線道路の果ての無さには驚かされました。

 

 こんなに広大な畑を作って、作物を収穫したら、後はせっせと食べるしかないですよね。

 

 道理で、アメリカ人は肥満や高コレステロール血症が増えるわけだ。

 

 

 一人で運転していても、周囲の見慣れぬ光景に刺激されて、様々な思いが頭に浮かんで来るので、あっという間に時間が経過します。

 

 そして多分、ここが州都のスプリングフィールド(Springfield)でしょう。

 

 

 この場所で、ハイウエーは向きを北東に変えましたが、その先も道は直線のままでした。

 

 

 この頃から西の空がだんだんと色付き始めました。

 

 

 やがて、夜の帳が辺りを包み始め、

 

 

 街路に灯が点りだす頃、ブルーミントン(Bloomington)の町に到着しました。

 

 

 目的のモーテルにチェックインしてから、近くの大きなスーパーマーケットでサンドイッチとイチゴとワインを買ってくると、今夜も質素な夕食を摂りました。

 

 

 今日の走行距離は936キロです。今日も本当に良く走りました。

 でも食事はこれで十分です。

 酸味のあるイチゴをつまみながら、少しのワインにホロッとして、お腹も気分も満杯となりました。

 

 

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