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USA ボストンの桜

2011-07-31 23:46:32 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ボストンを車で廻りますが、興味を惹く建物などがあっても、車を止めることができません。

 

 

 銀座や新宿へ車で行って、碌なことが無いのと同様、都会では歩くか、電車を使うに限ります。

 

 それでも、何とかパーキングメーターに車を停めて、パブリックガーデンを歩くことができました。

 

 

 嬉しいことに、桜が満開でした。

 

 

 

 大樹が、見事な姿で、枯れ枝を空に広げ、

 

 

 柳は風に、新緑をなびかせていました。

 

 

 スワンボートが池に浮かび、 

 

 

 ブロンズの鴨が、親子で列をなして歩いています。

 

 

 見事なハクモクレンが純白の花弁を散らしていました。

 

 

 公園で、春を彩る花と緑を愛でてから、ボストン市街を西へ走りました。

 道の両脇を、モクレンが優しく飾っています。

 

 

 路面電車を見かけました。

 レンガ造りの建物と路面電車の組み合わせは、アムステルダムを思い出させます。

 ボストンでは、ヨーロッパと同質の香りを感じることができました。

 

 

 

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USA 建国に関わる地

2011-07-31 23:37:08 | アメリカ大陸横断 花の旅

 渡米してから九日目、サンフランシスコを出発してから八日目の朝を迎えました。旅も順調で、予定した日程より二日ほどの余裕があります。

 

 スケジュールに余裕があるので、無理な運転をしなくて済みます。

 今朝は7時ごろに、ゆっくりとモーテルを出発しました。

 

 

 今日は午前中にボストン(Boston)を観光し、午後にアーノルド樹木園を訪問する予定です。

 青空の下、朝のハイウエーをボストン市街へと向かいます。

 

 

 ボストン中心部へ橋を渡ります。

 朝の通勤時間帯だったので、渋滞に巻き込まれてしていました。

 

 

 この橋は有料でした。3ドル程度だったと記憶しています。

 

 

 直ぐに、ボストン市街のビルが見えてきました。

 

 

 アメリカの交通ルールは赤信号でも、「いったん停止して、安全が確認できたら右折しても良い」のですが、そのルールが適応されない信号は、写真のように「NO TURN ON RED」と掲示されています。

 

 

 これらの情報は、先にご紹介した地球の歩き方「アメリカ・ドライブ」で学んだものですが、この本は、本当に、アメリカをドライブする人の必読書だと思います

 

 ボストン市街の中心部へ入ると、レンガ作りの建物が多く目に付きました。

 

 

 アメリカ独立戦争時に、愛国者として活躍したポール・リビアの像を認めました。

 

 

 アメリカを一週間かけて横断して来ましたが、セントルイスを除いて、歴史を感じさせるような風景に、ほとんど出会うことはありませんでした。

 

 しかし、ボストンにはアメリカ建国の歴史に関わる、様々な逸話があります。

 街の佇まいにも趣を感じます。

 

 

 一方で、新しいビルの景観が空に伸びて、街は活気に溢れていました。

 

 

 そして、何といってもボストンと言えば茶会事件。

 港の奥に見えているのは、茶会事件で襲われた、ビーバー号を再現した博物館のようです。

 

 

 大西洋に昇る朝日を浴びて、定期航路からの船がゆっくりとボストン港へ入港して来ました。

 

 

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USA ポーツマスで達成

2011-07-31 23:28:07 | アメリカ大陸横断 花の旅

 当初の予定を変更し、ボストンへは向かわず、手前で進路を北へ変えて、ポーツマスを目指しました。

 

 

 ブログを書くに当って、歴史を調べ直しました。

 

 「ポーツマスでは、1905年(明治38年)に、日露戦争の講和条約であるポーツマス条約が結ばれました。ポーツマス条約は、当時のアメリカ大統領セオドル・ルーズベルトの斡旋により、日本全権小村寿太郎とロシア全権セルゲイ・ウィッテの間で調印がなされたものです。」

 

 と言うことなので、日本人には大変馴染みのある地名ですし、その後の日本の針路に、大きな影響を与えることとなった地でもあります。

 

 ポーツマスの街に入って行くと、赤レンガの建物が目に入ってきました。

 

 

 何時ものように闇雲に、周囲の様子を参考にしながら、勘を頼りに彷徨いました。

 言ってみれば散歩ドライブのようなものです。

 

 

 静かな街でした。

 歴史を感じさせる、落ち着いたたたずまいに好感が持てます。

 

 

 石を積み重ねた教会が、ひっそりと門を閉ざしていました。

 

 

 街中に人影を見ません。

 白いモクレンが、美しく庭先を飾っていました。

 

 

 そして、私が探していたのは海。

 大西洋です。

 

 もしかすると、目の前に見えているのはポーツマス条約の交渉・締結を行ったポーツマス海軍造船場でしょうか。 そう思いたい。

 

 そして、この時点のこの場所で、私のアメリカ大陸横断ドライブは達成されたことになります。

 

 悪くないシチュエーションです。

 

 

 小さな橋を渡って、島のような場所へ進み、周囲の海を眺めながら、夕暮れの迫る、寂びた雰囲気の住宅街でユーターンしました。

 

 

 再度ポーツマスの中心へ戻ってきました。

 

 

 小さな町です。

 人口は2万人弱だそうです。

 

 

  しかし、この町で宿を探すことはできませんでした。

 ボストン近郊へ戻り、モーテルにチェックインしたのは7時半を過ぎていました。

 

 いつものように近隣にスーパーマーケットを探して、ハマチの握りと、トマトを買い求めて、ワインで大陸横断の達成を祝しました。

 

 サンフランシスコを出発してから7日目の夜のことでした。

 

 

4月20のルートと位置

 

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USA バーガーお握り仮説

2011-07-31 23:18:19 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ハドソン川に掛かる橋を渡りました。

 この川が海へ流れ込む場所がニューヨークのマンハッタンです。

 ここを通過したのが13時半頃でした。

 

 

 丘陵地帯を縫うように、緩やかなアップダウンを繰り返しながら東へ走ります。

 

                    

 

 マサチューセッツ州へ入ると直ぐに、レストアリアがありました。

 午後2時を少し過ぎていました。

 当初の予定ではこの先のスプリングフィールド(Springfield)に宿を探すつもりだったのですが、それでは時間が余りすぎます。

 

 このレストアリアで、計画を練り直すことにしました。

 

 

 中を覗くと、フードショップが並んでいました。

 

 

 美味しそうな雰囲気を漂わせています。

 

 

 お昼を食べそこねていたので、一軒のバーガー屋さんでトラディショナルスタイル・チキンを注文しました。

 目の前で調理してくれました。

 と言ってもパンに具を挟むだけなんですけど。

 

 

 そして、これがトラディショナルスタイル・チキン・バーガーです。

 

                     

                     

 

 美味しかった。

 パンが美味しいですね。

 お店の名がフレッシュ・シティと言うだけあって、野菜が新鮮で、ボイルした鶏肉がいい味を出していました。

 

 日本でも有名なアメリカ資本のバーガー屋さんは、パンが、食パンのように柔らかくて、パン自体に旨みを感じませんが、このパンは小麦粉本来の味がしました。

 

 車の中でバーガーを食べながら、そうか「アメリカ人にとってのバーガーは日本人にとってのお握りなんだ」というアイデアが浮かびました。

 

 アメリカ人が主食とするパンの中に、副食の肉や野菜を添えて、手軽に食べられる形にしたのがバーガーですから、お握りと状況は一緒です。

 

 お握りの味を決めるのはお米ですから、バーガーにおいても、最も重要なのはパンの味ということになるのでしょう。

 

 よって、以後はこれを「バーガーお握り仮説」と名付けることに致します。へへッ。

 

 新大陸でまたまた新発見ですが、書いてて、ちょっと恥ずかしい。

 

 そうだ、大事なことを忘れてました。

 計画を練り直した結果、今夜はボストンより北のポーツマス辺りまで走って、その付近で宿を探すことにしました。

 

 もしかしたら海沿いの町で、美味しい魚料理に出会えるかもしれません。

 

 十分な休憩を取り、リフレッシュした後、再び進路を東に取り、車を走らせました

 

 

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USA スピードの出し過ぎです

2011-07-31 23:10:10 | アメリカ大陸横断 花の旅

 雨のナイアガラに別れを告げて、次のルートは大西洋を目指します。

 

 

 この辺りからボストンまでは720キロ程です。

 当初の予定は、昼頃にナイアガラを出発するつもりだったのですが、昨日はカナダを通過した為に、時間が節約できました。

 その分今日のスケジュールには余裕があります。

 

 

 ナイアガラ川を渡って、バッファロー(Buffalo)でインターステート90に入ります。

 小雨模様で天気は良くありませんが、周囲を緑に包まれました、気持ちの良いドライブが続きます。

 

 

 いつものように道は、果てしない直線です。

 

 

 ハイウエーの両側の林は、林床に水を湛えていました。

 この辺りでも、春の訪れはまだ少し先のようです。 

 

 

 コロラド辺りと違い、ハイウエーは時折り曲線を見せます。

 そして、ハイウエーは一貫した下り勾配です。

 下り勾配が続く状況は、ナイアガラ瀑布のあるニューヨーク州から、ボストンを州都とするマサチューセッツ州に入るまで変わりませんでした。

 

 

 ハイウエーは五大湖の一つ、オンタリオ湖の南30キロ程の場所を湖と並行して東へ向かいます。

 

 オンタリオへ流れ込む支流でしょうか、林の奥に泥色の流れが見えています。

  

 

 そんなハイウエーを走っていると、サービスエリアを見かけたので、ガソリンを補給しました。

 バッファローから先のハイウエーは、有料道路ですから、道路を出なくても済む位置にサービスエリアが設けられていました。

 

 

 道の周囲には、数多くの湖沼が広がっていました。

 

 

 ハイウエーは緩やかな下り勾配を続け、まるで川下りをしているような気分です。 

 

 

 皆、ついついスピードを出し過ぎるのでしょうか、あちらこちらで、お巡りさんに注意されていました。

 

 

 やがて車はアルバニー(Albany)を過ぎ、インターステート90を更に、ボストンへと向かいました。

 

 

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USA 雨のナイアガラ

2011-07-31 23:01:32 | アメリカ大陸横断 花の旅

 やっぱり世界有数の観光地ですよね。

 いろんな意味で堪能しました。

 

 

 後から分かったのですが、ゴート島までは車で行くことができます。

 早朝、しかも雨が降っていたので、遊歩道を歩いているのは私一人でした。

 周囲は閑散としていました。

 でも、素敵な雰囲気です。

 こんな場所を独り占めできるなんて、結構贅沢なことかもしれません。

 

 そして、やっぱり見るべきは、この圧倒的な水の嵩とそのダイナミズムです。

 

 

 ボリュームや量が異なることは、質も異なるとはよく聞く話ですが、

 

 

 「五月雨を あつめてはやし 最上川」

 とは明らかに異質な世界だと感じました。

 

 車に戻って、時間を確認すると8時15分。

 

 何か温かいもので、ゆっくり朝ごはんを食べようと、ガイドブックに「朝食のメニューも豊富」と記載のあった老舗レストラン「レッドコーチイン」を探して、玄関先まで行ってみたのですが、オープン前でした。

 

 今回は本当に食事処には縁がありませんでした。

 

 

   

 

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USA 計り知れない

2011-07-31 22:48:00 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ゴート島のアメリカ側に、ルナ島と呼ばれる小さな島がくっ付いています。

 

 下の写真の右手中央に、人の姿が見えている所です。

 ご覧のように、滝の落ち口に最も近づける場所にあります。

 

 

 近づくと、滝口まで、流れはそんなに速くはありません。

 しかし例えようもないスケールの水が、滝壺に向かって落ち続けて行きます。

 

 

 階段を降りて橋を渡るときに、上流と下流を見やると、 マーよくも、飽きもせずに水は次々と流れてくるもんだ!と驚くばかりです。

 

                     

 

 ルナ島から滝壺を見下ろすと、

 

 

 お~ぉ + + +   言葉になりません。

 

 反対側を見ると、滝壺の中に大きな雪の塊が、岩のように聳えていました。

 

 

 そうか、やっぱり滝壷の中は気温が低いんだ!

 

 縦位置で写真を撮ると、雪の塊の大きさが良く分かります。

 更にズームすると、断層のような縞模様がはっきりします。

 

 

 

 それにしても、とてつもない、計り知れない、膨大な量の水と、水と、水のスペクトラム。

 

 

 圧倒的なボリュームに、まいったね~、の一言だけです。

 

 すっかり圧倒されてルナ島を後にしました。

 

 そして、歩いて戻ろうとする道すがら、こんなものを見かけました。

 

 

 エー - - - !!

 水に入っちゃいけない、ですって!

 あったりまえでしょう!

 こんな急流に足を踏み入れたら、結果は明らかでしょう!

 

 なに、なに。入ると規則の下に起訴される!

 オー そんな条令もあるんだ。

 

 いやはや。この国は何だかちょっと、計り知れないものがありますね。

 

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USA 魚が目を回すほど

2011-07-31 22:34:46 | アメリカ大陸横断 花の旅

 ナイアガラ川右岸の、アメリカ滝を望む展望ポイントから、川に沿って上流へと遊歩道が延びています。

 傘を片手に、その道を歩いてみました。

 

 

 上流へ向かう途中、滝へ落ち込む川面に、沢山のカモメが群れ飛んでいました。

 

 

 はて?ここは海から遠いはずなのに、何でカモメがこんなに居るんだろう?と訝しく思ったものです。

 

 このときは迂闊にも、海ほどの広い湖がすぐ近くにあることを忘れていました。

 

 で、よく見ると、どうやら急流に翻弄された小魚が、水面を流されているようです、

 多分。

 

 推測ですが、滝が近づくにつれて、流れを早めた急流に小魚が呑まれ、目を回して浮き上がった所をカモメが狙っているようです。 多分。

 

 そんな推測から、水の中で目を回す魚の姿を想像した瞬間に、可笑しさがこみ上げてきました。 

 

 おぉーと危ない。

 一人でニヤけてるのを誰かに見られたら・・・ 変質者と間違われかねません。

 

 

 写真のカモメは今丁度、口に小魚を銜えたところです。

 

 振り返ると、流れを速めた滝の上流では、水しぶきなのか、霧なのかが立ち上っているように見えます。

 

 

 はて?水蒸気か霧なら水のほうが大気より温度が高いのかな?

 でも滝の下の川は雪で埋まっていたし?

 水が落下する時に霧が生じ、気化熱で、水温が下がって滝壺に雪が残るのかな?

 

 はてな?はてな?と考えながら、興味は尽きることがありません。

 

 やがて、川を二分する、ゴート島に渡る橋の前に出ました。

 

 

 橋の上から下流を見ると、濁流に霧が掛かっています

 ここから見ると霧は、滝壺から吹き寄せられているだけの様にも見えます。

 

 

 大きな流木が瀬に掛かっていました。

 こんな木が滝を落ちる様子は、豪快でしょうね。

 

 

 橋を渡りきると、小雨の中に静かな林が広がっていました。

 

 

 そんな人気のない林の隅で、リスが遊んでいました。

 

 

 ナイアガラ川のゴート島を横切り、カナダ側の滝を見る、テラピンポイントへ行ってみました。

 

 

 しかし、岸には雪が積もり、滝の傍に近づくことができません。

 滝壷の中から、水飛沫と思われる霧が湧き上がっていまいた。

 

  こちら側の滝も、下流は雪で覆われていました。

 

 

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