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「怪」七人みさき

2005年06月22日 | ★妖しい映画
「怪」シリーズ映像化第一号。

冒頭から女性の半裸登場。
危険信号発令!
白昼見るのはマズそうだ。
もう一度夜中にトライしてみる。

4作中危険度ナンバーワン。
「妖しい度」も一番。

ある城下町で残酷な連続殺人事件が起きる。
七人死ぬと祟りが鎮まるという「七人みさき」伝説とは?

「みさき」というのは成仏していない死霊のこと。

限りなく怪しい「鬼畜ご落胤」登場!するに
いたって物語のボルテージはあがるばかり。
子供時代のトラウマか、はたまた忌まわしい怨念のせいか、
狂ったように残虐非道な行いを繰り返す殿様に
又市らの御行の鉄槌がふりおろされる。

夏八木勲、御行一味に加わって大見得きるも、
全然強そうでない小松政夫に斬られ、あえなく絶命!

スプラッター描写、成人向け描写が多く、
週末家族で見るなどはもってのほかです。
かなり気まずい注意報。

見るときは
ひとりでをおすすめします。

冒頭に京極夏彦本人がちらりと出ている。

殿様、北林弾正(四方堂亘)は
ダンジョン(地下牢)にて(シャレ)なりふりかまわぬ熱演。
目をそむけるも良し、じっと見入るも良し・・

脚本が京極本人ということで「怪」シリーズは
一貫したトーン。
頭からずぶっとはいり込んで見られる。

2000年 酒井信行監督  原作・企画・脚本:京極夏彦

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