なんだろう、このワクワク感は。
刺青が彫られた背中をむき出しにしたお女中が、ずらりと並ぶ幕開け。
まだるっこしい前置きはすっぱり抜き
最初から観客の目を釘付けにする。
サービス満点。
飛ばしてくれます。
観客が見たいものを見せる。
これが新東宝。
面白くてなんぼ・・
これも新東宝。
「死美人・・」というタイトルが多い・・・
それも新東宝。
原作は横溝正史。サスペンスタッチの謎解きもの。
横溝の推理作品の中で
金田一耕助シリーズと並んだ傑作が『人形佐七捕物帖』シリーズだ。
人形のように綺麗な顔の親分に若山富三郎。
ちょっと無理がある?
それが、白塗りで五月人形のように見えないこともない。
難事件を解決するシリーズが好評で、13本も作られた。(うち新東宝作品は8本)
この作品は5本目。脂が乗ってます。
江戸っ子弁が冴えわたる大活躍の親分。
まるっきり役にたたない子分が2人。
「するってえとなにかい?」
ヒロインの日比野恵子さんは他作品にも出ているが、
艶っぽく品がある。
天知茂が妖気あふれ、ただならぬ雰囲気漂う侍を演じている。
色悪の役どころは「東海道四谷怪談」の伊右衛門を彷彿とさせる。
このいかがわしい雰囲気は・・見世物小屋の猥雑な賑わいに似ている。
1958年 山田達雄監督作品 新東宝 モノクロ
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刺青が彫られた背中をむき出しにしたお女中が、ずらりと並ぶ幕開け。
まだるっこしい前置きはすっぱり抜き
最初から観客の目を釘付けにする。
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飛ばしてくれます。
観客が見たいものを見せる。
これが新東宝。
面白くてなんぼ・・
これも新東宝。
「死美人・・」というタイトルが多い・・・
それも新東宝。
原作は横溝正史。サスペンスタッチの謎解きもの。
横溝の推理作品の中で
金田一耕助シリーズと並んだ傑作が『人形佐七捕物帖』シリーズだ。
人形のように綺麗な顔の親分に若山富三郎。
ちょっと無理がある?
それが、白塗りで五月人形のように見えないこともない。
難事件を解決するシリーズが好評で、13本も作られた。(うち新東宝作品は8本)
この作品は5本目。脂が乗ってます。
江戸っ子弁が冴えわたる大活躍の親分。
まるっきり役にたたない子分が2人。
「するってえとなにかい?」
ヒロインの日比野恵子さんは他作品にも出ているが、
艶っぽく品がある。
天知茂が妖気あふれ、ただならぬ雰囲気漂う侍を演じている。
色悪の役どころは「東海道四谷怪談」の伊右衛門を彷彿とさせる。
このいかがわしい雰囲気は・・見世物小屋の猥雑な賑わいに似ている。
1958年 山田達雄監督作品 新東宝 モノクロ
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何本か撮っていますね。
「お気に入り」だったんですか(笑)
私は「人形佐七捕物帖」の中でも
アラカンが出た「裸姫と謎の熊男」って
いうのが見たいんですけど~~(笑)