【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

L型ブリストルパターの活かし方

2022年08月20日 20時14分15秒 | ゴルフ

進化版L型ブリストルパター(480g) と
一般的な市販のパター
(300g強)  の
最大の違いは ヘッド重量 です。

010


パターは飛ばさない道具
 と認識されているゴルファーは少なくありませんが、
少ない力で飛ぶのなら
✌小さなストローク、
✌ゆっくりしたストローク、
✌小さなストローク幅で
十分な距離を打てる方が より簡単 です。

008


軽いヘッド・硬いシャフトの市販のパターで
弾いて打ってしまうのは 仕方ないかも知れませんが、
L型ブリストルパターの持つ その打撃力・破壊力を
弾いて 無駄なスピンにしてしまっては勿体無いです。


パターストロークは
ボールが地面を転がって進むので
ショットと異なり 順回転・オーバースピンになりますが、
パターにおいての 良い転がり とは
オーバースピンが沢山かかることではなく
逆に 同じ距離を進むのなら 少ない回転 の方が
地面との接触も少なく、
よりブレーキが掛かり難い上
芝目などの影響も少なくなります。
(曲がりにくい・直進性が高い ということです)

006


多い回転になると ブレーキも掛かり易く
芝目の影響も受けやすくなりますから、
意図的に オーバースピンをかけるような弾くストロークは
実は サイドブレーキを踏みながらアクセルを踏んでいるように
良いことは何一つありません。

ボールは自重により 始め少し沈んでいますから
そのくぼみから 飛ばしてあげてから 転がり始める方がよく
いきなり オーバースピンをかけてしまうのは
くぼみの壁に当たり、エネルギーをロスする上に
跳ねてスタートするのでラインに乗りにくくなります。

パターにおいて 一番悪いパターンは
歯で打ってしまう事で
特に
ロフトが、フェース面がどんどん上に向きながら
加えて、ヘッドも上昇、上り傾向が絡むと
歯がボールに入ってしまいます。
006009






距離にもよりますが、
パターでの自然なボールの回転数は 数百回転 なのですが、
歯が入ってしまうと 途端に5倍~10倍の 2000~4000回転
が初期に入ってしまいます。
お分かりになるとは思いますが、
同じ打撃力で 500回転で済む回転数が2000回転(4倍)
になるということは それだけ推進力を取られてしまうだけでなく
その回転数の増幅が当然地面との摩擦として働きます。
出だしはピュッと早く出ても、すぐに減速して伸びない ばかりか
摩擦として芝目を多く受けてしまいますから
その回転力が曲がりをさらに増やしてしまい
切れが大きくなってしまうのです。

L型ブリストルの良さを引き出すのには
単に ヘッド・フェースでボールを押してあげれば
いいのですが、逆に弾いてしまうと
破壊力があるために 逆効果になってしまう場合も…。

ショルダーストロークはパターだけでなく
ゴルフショット(ストローク)にとって
良いことは何一つないのですが、それはさておき
自分のストロークをガラスや鏡で見て頂きたい。

注目するのは 自分の動きではなく
パターの動きです。
特にヘッドではなく、シャフトに注目して貰いたいのです。

パターストロークは
ショルダーを使った 振り子で振らなくとも
多少ヘッドは上下に動きます。
理想的には やや高い位置から低い位置に
高低差という意味では斜め直線に動きたいのですが、
そうも行きません。
高いところから 低いところ
 そして打ち終わると 高いところへと移動します。

009


パターは確かにクラブの中では
ロフトは立っています。
L型ブリストルはやや多めの 5度のロフト です。
そのロフトとは シャフトとの角度差 を指しますから、
ボールに対し、地面に対し
シャフトを振ってしまうと それだけ大きなロフトのクラブ
で打つことを意味します。
ゴルフクラブは構造上、ロフトが寝て来れば
フェース面の下部、歯の部分が前に出るような形に
なりますので トップになりやすいですね。
ボールが下に飛び出た上に スピンが多くかかるのですから
ブレーキも掛かりやすいでしょう。
IMG_0538IMG_0539









◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)

インパクトもそうですが、
それ以降(フォロー)に対し
シャフトが ロフトを増やさず
シャフトの角度、姿勢がそのまま
ボールを打つ抜いてあげる という事が重要です。

同じような位置で、同じようなヘッドの高さでも
シャフトの角度によって
これだけ フェースの姿勢は違うのです。

そして これは必ず撃つ方の人間の姿勢にも影響します。
特に 肩の振り子で振る人にとっては
このシャフトの延長線上に頭があるわけで、
ヘッドが前に出るストロークでは
撃つ人の頭は右にズレ易く
 その分、最下点は右にずれます。
より一層 歯で打つ確率が高くなるわけです。

意識がヘッドに行ってしまいがちですが、
人間が操作できるのは グリップの動かし方 ですから
同時にシャフト姿勢の意識も持って貰えると
L型ブリストルパターはあなたのパッティングを
インチキのように向上させます。保証します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パターが得意、好きか、  苦手、嫌いか の分かれ目

2022年08月20日 18時03分31秒 | ゴルフ


店長「手首で弾くタイプのパッティングは
 門外漢なので なにも解説できませんけれど、
 弊社推奨の刷毛塗 であっても
 ごく一般的な ショルダーストローク
 であっても パターが得意、好きか、
 苦手、嫌いか の分かれ目 は
 まさに スイングの悩みと同じなんですが、
 左手の止まり にある と思います。

Jさん「左手の止まり ですか❓」
店長「はい。ショルダーストローク、振り子でもそうですが
 分かり易いので 右腕の伸ばしの『押す』で考えてみましょう。

 本来、パターは転がす のでなく
 ボールを移動、水平移動させるコトなので
 球体のボールを弾いて打つ必要はありません。
 パターヘッドで押せば良い訳ですね。

 ですので
〇パターを持った 左手を右手の伸ばしで押したい、
〇もしくは 左腕の移動が主エンジンでパターを動かしたい、
 やや 斜め上気味から 直線で押す形 になるのですが、

IMG_0031_Moment

 右手の動作に対し、左腕、左手が止まってしまうと
 右手の押しやショルダーの動きが
 クラブを持った左手を動かすのではなく
 クラブを動かす事になり、
 ヘッドが急上昇、場合によっては左に切り込む、
 ヘッドの弧が縦にあがってしまいます。

 ショルダーストローク、振り子の場合、
 とても良くあるコト、プロの試合でも見かけますが、
 ショルダーストロークそのものでボールを打つ終わらず、
 結局、手首の返し、跳ねで打ってしまう、
 手首の跳ねを使う時には
 左サイドは『既に』ボールから遠ざかっているので
 止めておかないと 届かなくなってしまう
 自分では ショルダーストロークしているつもり なのに
 結局は手さばきでうつ典型的な例です。

IMG_0030_Moment(2)

 それでは ボールが跳ねてしまったり、
 良い回転にならないばかりか
 狙ったラインにも乗りません。

 とは言うモノの プロのように
 パターの練習を毎日30分以上なんて やると
 我々では 直ぐに腰など壊れてしまう…
 👉プロの故障もココが原因多い程ですから。

 ですので グリップで治しましょう。

Jさん「パターのグリップ(握り)ですか❓」

店長「はい。
 通常のショットに比べ、運動と言うほどの行為
 ではないので 違和感も少なく、
 グリップだけを慣れるのは比較的、楽かと思います。」

Jさん「クロスハンドグリップですか❓」

店長「いえ、クロスハンドグリップでは
 どこで距離感を作るか、にやはり練習が必要ですので
 今となって クロスハンド に変えるのは
 かなり無理がありますから 除外します。

(((逆オーバーラップ_Moment


 おそらく…ですが、
 多くの方は 普通のクラブを持つ握り、グリップのまま
 パターを持っている と思うのですが、
 その握りが パッティングをかなり大きく左右する、
 と言っても過言では無いと思います。」

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする