そして ケンズチャンプをリシャフトの主軸 にしました。
今までは お客様指定のシャフトの、指定の硬さ で
リシャフトしていたんですが、
ケンズチャンプを主軸にしてからは 一応、ご希望は伺い、
スイングを見て、行けるところまで「柔らかい」モノを選択。
ヘッドスピード50msを楽々超える人
であっても ほどほど「柔らかい」スペックがとても有効✋
✋ヘッドスピードの速い人や
練習頻度、量の多い人は
肘や手首(特に左側ですね)を傷める、痛めている人が
多かったのですが、柔らかシャフトにすると
それが短い時間で解決します。
そうなると 欲が出ますよね、
私にも、お客様にも。
🤗もっと柔らかいシャフトが有れば もっと飛ぶんじゃないかと…。
ケンズチャンプのレディースを
45インチ ヘッド重量200g に装着すると
硬さは 230cpmを切る位…当時では異例の柔らかさ…ですが
✋✋✋2022年現在 45in ヘッド重量200g 振動数230cpm
が 標準的な Sシャフトのドライバー になってます。
それを下回るようなシャフトを 手あたり次第、テストしました。
女性も含め
アマチュアゴルファーに美味しい「柔らかさのシャフト」帯に
あまり多くの種類はないんですね。今も、昔も…。
また ちょっと困ったコトに
ゴルフメーカーは その2割以下の方達に
受けることに大変敏感です🙄🙄🙄
話しは元に戻りますが、
求め続けた 美味しい柔らかさのシャフト の中で
抜群な性能だったのが フジクラのブラックスピーダー468 です。
ちなみに ですが、
フジクラのスピーダーの番号 の最後の桁 は
それが リリースされた年号 です。
ですので ブラックスピーダー468は 1998年、
スピーダー757 は 1997年
スピーダー569 は 1999年
スピーダー661 は 2001年 です。
ブラックスピーダーは通常の硬さ表記ではなく F0.F1.F2.F3.
と言う表記で F0 で上記状態のクラブ(45/200g) で
230cpm と 同じ振動数 ですが、
べらぼうに硬くて 使える人がいません。
ヘッドスピード が 60ms近い人 であっても かなり辛い とのコト。
ブラックスピーダーに限らず、この頃のフジクラのシャフトは
実験も兼ねていて、全域に合成の高い繊維でハニカムを入れていました。
スピーダーは その名の通り 「復元の速い」シャフトですが、
その意味は シャフトのしなり、たわみの復元ではなく、
シャフトの形状の円形の歪みの「復元の速さ」で
それが「速い」と 人間の感覚でしなりを感じる前に復元してしまいます。
ごく普通の感覚であれば F2 振動数210cpm あたり です。
飛距離重視の人であれば F3 振動数200cpm じゃないでしょうか