【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

シャフトをしならせて、しなり戻すの真実

2024年11月28日 22時37分59秒 | ゴルフ

店長「インパクトって 相当、負荷かかるんです。

スクリーンショット 2024-06-07 170808

 例えば…ですけれど
 ティーアップしたボールが
 ダウンスイング中、風のいたずらで落ちてしまって
 空振り…なんかすると ものすごく危ないじゃないですか❓
 どこかを痛めてしまう可能性ある。」

質問「はい。」

店長「そのボールの負荷、インパクト負荷って
 かなり 急激にヘッドスピードを減衰させてしまうんですね。

 成人男性のドライバーショットで言うと
 インパクト負荷は 800㌔を越えたりします。

 数値で言うと 40㎳位で入って来たスピードが
 一気に 30~32㎳近くまで 落ちます。」

質問「うわッ😵」

店長「飛ぶ人、飛ばせる人って
 ヘッドスピードそのものが高いのもあるんですけど
 その減衰が少ない と考えて良いんです。」

Rio Takeda5


質問「あああ 分かる気がします。」

店長「そこで、ですね、クラブを利用するんですよ。」


 シャフトって 知っての通り、しなります。
 
 しなりって 棒が曲がる、短くなるコトを指すんですけれど
 シャフトの特性として 復元能力が高いので
 その短くなったものを 元の長さに戻ろう
 歪んだ断面を元の形に戻そう とします。

〇JM202406 - frame at 0m11s

 ただ そのよく言われる しなって~しなり戻す は
 遠心力も伴うので クラブやグリップ、腕、
 からだや姿勢までも その影響を大きく受けます。

 早い段階でその行為を発動してしまうと
 クラブによって、シャフトによって、ヘッドによって
 クラブも腕も、からだも ヘッドの方向に引っ張られた
 余計な負荷の掛かった状態で
 インパクトと言う最大の負荷を受けることになるので
 想像の通り、ヘッドスピードの減衰は大きくなります。

HI202408

 腕でクラブをリリースしない、
 しなっているシャフトをしなり戻そうとしない、
 短くなったクラブを長くしようとしない、

 をインパクト近くまで持ってくる、
 もしくは 意識として インパクト以降にする…と
 インパクト、もしくはインパクト以降で
 クラブはリリースされるんで
 クラブはその運動を継続し易い、
 ヘッドスピードの減衰を少なくすることが可能。

〇よぉ~く見てみると - frame at 0m12s

 インパクト以降、フォローで
 結果、として 両腕が伸びたりするのも
 動作として それを意識した、というよりも
 遠心力を含めた、ゴルフクラブの特性によって
 そうなっている側面は否めません。


 だから シャフトをしならせて しなり戻す は
 全部が全部、嘘じゃないんですけれど
 意識して行うコト ではなくて
 しなりっ放しのまま 打つ の答え、結果、
 顛末だというコトなんですね。」

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ピン型『デール9』の特徴 1.2.3.

2024年11月28日 06時30分52秒 | ゴルフ

ピン型『デール9』 新仕上げ追加

IMG_0133
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左から カッパー(ピンク)・ダークカッパー(チョコレート)・オイルブラック
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IMG_0136
◉カッパー(ピンク)
 使い込んでくると 黒っぽく
 くすんでくると思います

◉ダークカッパー(チョコレート)
 非常に渋い柄です。
 双方とも 銅メッキ系ですので
 ダークカッパーは使ってくると
 角、エッジがピンクになってくると
 思われます。





①桁違いの慣性モーメント

IMG_1364

ドライバーやアイアンのヘッドなどの
比較や指標となる言葉で 「慣性モーメント」と言う言葉
がありますが、これは何か と言うと
基本的には 「重さ」 を表します。
 軽自動車とダンプカー
 小石と月では その「慣性モーメント」が異なり
慣性モーメントの大きな ダンプカーや月 は
外的な圧力/影響を受けた時、
慣性モーメントの小さな 軽自動車や小石 よりも
変化が少なくなります。
それを数値で表すと 3000とか4000g/㎝ になります。

ゴルフクラブで言うと 慣性モーメントの大きなモノは
 姿勢、だけでなく
 運動そのものも持続しようとするチカラ が強く

ちょっと 不謹慎ですが、
 同じ速度 時速50キロで
 止まっている軽自動車にダンプがぶつかるのと
 止まっているダンプに軽自動車がぶつかるのでは
様子が異なるのは 想像が難しくないと思います。

IMG_1359

 

また、同じヘッドの重量であっても
ドライバー、ウッドなど 立体的に大型になれば
重量が重心点から離れているので 慣性モーメントは大きくなります。
キャビティのアイアンも同じ発想です。
 独楽(こま)で言うと
軸に対し、重量が外側にあればあるほど
回転の持続性が高くなる、そういう発想です。
 


一般的なの パターヘッド重量は 310~320g(34インチ)
     👉L型ブリストル で 470g (1.6倍)
     👉ピン型デール9 で 520g (1.7倍) です。 

 慣性モーメントもそれに相応するモノと考えられます。

パターには 慣性モーメントのルール制限はありませんが、
もし 設定されれば まず アウト でしょう。


昨今、少しづつ…ではありますが、市販品のパターヘッドも
重くなる傾向が強くなっています。
異形の大型マレットは 慣性モーメントを上げるのが目的です。

ヘッドが重くなれば ヘッドスピードが緩め であっても
同じ距離が打ち易くなり、小さなストローク、
遅めのストロークで済みますから 方向だけでなく
距離も安定し易くなります。


➁ロフトの立ち を生み出す 高重心
一般的なパターの重心は 13mm です。
ブリストル、デール9共に 17mm あります。

シャフトの柔らかいコトもありますが、
それによって 自然なハンドファーストを作り出し(促し)ますので
立ったロフトでインパクトがし易くなります。

ヘッド重量もありますが、
パッティングでボールが潰せるインパクトが可能です。
 その音も独特かな…。

IMG_1365


ボールの滑り出しも良く、傾斜や芝目の影響も少ないので
よりストレートなラインで狙うことが可能になります。

ヘッド重量が強烈に重いので
 速いグリーンや下りのラインに不安を抱く方も居るかと思いますが
 実際には その逆で(言葉では伝わりませんが…)
 速いグリーンや下りで怖いのは スピード感 です。
 ゆっくり、ゆったり転がっても ちゃんと届く
  その強みは 使ってみないと 分からないですよね~。


➂非常にソフトな独特の打感、転がり と 独特の音

 ヘッド重量の重さ(慣性モーメントの高さ) と
 シャフトの柔らかさ、重心の高さ によって
 緩めに打っても ゆったり転がって 届く、
 転がる というより 滑るに近いかも知れません、

 そういうパターです。

 打撃方法が変わってくる のもありますが、
 弾く感じでは打たなくなるでしょう。
 押すまで行かない感じ、ソッと押す感じ に近いです。
 ボールとの慣性モーメント(質量)の違いもありますが、
 軟鉄の中でも よりソフトなS15Cの
 厚みのあるフェースの打感は非常にソフトに感じるでしょう。

 また、長いネックがかなり打撃の衝撃を吸収するので
 よりソフト感は強まるコトでしょう。

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 長め距離のパットになると
 通常のパターでは体感することのできない
 ボールのつぶれ を感じることが可能です。
 その打音は独特✋
 使えば 使うほど 楽しめるパター です。 

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