![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/c5/f7b644920af67fdbf2f9c2d2d819aed2.jpg)
先日、こんなコトがありました。
質問「アイアンを買い替えたのですが…
ちょっと ロフト角度、ライ角度を見て貰いたいのですが…🙄」
店長「はい。
どんな状況なんですか❓」
質問「新たに買ったアイアンが上がらない…んです。」
店長「見てましょう。
今まで使って来た『セット』を見せて下さい。」
質問「はい。」
✅全部の数値は除きますが、
今までのセットは
ドライバーで 振動数(硬さ)225cpm (45.5in)
#5アイアンで 振動数251cpm
ヘッドは 面の長い(重心距離のある)、 重心の低い、
キャビティの深い 上げ易いタイプの形状 です。
ドライバーから見ると アイアンはもう少し『柔らかい』方が
より良い😊と思いますが、このセッティング(違い)によって
悩みが深まる…と言うほどではないですね。
✅一方、新たなアイアンは
マッスルバックの小振りなタイプ
#5アイアンの 硬さは 293cpm
ご本人曰く シャフトの硬さ表記は 双方、Ⓡ で同じ…と😵
店長「少し打ってみて頂けます❓」
質問「はい。」
店長「・・・ かなりトゥ側 先っぽに当たっていますが…
ボールが上がらないのとは『結びつかない』ですね。」
質問「え?!」
店長「例えば 今、現在 先っぽに当たっている とします。
ライ角度の調整(軟鉄)で それを手前、ヒール側に移すのには
アップライトに調整するコトになります。
✋✋ボールが上がっていない症状の原因は
ライ角度とかロフト角度の問題では無く
シャフトの硬さが
251cpm → 293cpm に上がり
…つまり シャフトが硬くなり、
ボールがちゃんととらえられていない、
当たりが薄い のが 原因 でして
当たりが先っぽだから アップライトにすると
よりヘッド位置が高くなります から
症状はより深まります。
シンプルに数値で言うと
251cpm → 293 って
Ⓡを使っていた人が 急にⓍに変えた のと同じです。
今使っているドライバーと組み合わせるのであれば
コースで ⓇのドライバーとⓍのアイアンを
交互に使うことになりますが…大丈夫ですか❓」
質問「。。。。。。。。」
店長✋新しく買ったアイアンだから
上手く当てるために 一生懸命練習し
ボールが上がるようになる😶
ある程度の期間、練習すれば
新しいアイアンでも ボールは上げられるようになる
と思いますけれど、
それは 今のクラブの動かし方、使い方、振り方、
ボールの置き位置、構え方、トップの位置、タイミング 等等
何かを変えることになりますので
新しいアイアンが馴染むと同時に
今まで『使えている』 ドライバーやウッド、ユーティリティなどが
当たらなくなりますし、
『かなりの可能性で 飛ばなくなります。』」
![80549998](https://livedoor.blogimg.jp/hbs-gg1aiwdf/imgs/0/c/0caccf35.jpg)
質問「えええええええええ」
店長「今までのクラブは 決してスゴイ硬い訳ではないですが、
トゥダウンするには不十分な硬さ ですので
握っているシャフトと打点の距離感って
(フェースのどこに当てるか)
練習で掴むんですけれど
今は ドライバーとアイアンの関係は悪くないんですが、
マッスルバックの新しいアイアン に慣れると
ドライバーは 強烈に ヒールで打つコトになる可能性があります。
前門の虎、後門の狼 の状態です。
すごく多い例なんですけれど
多くの方は ヘッド、ヘッドの機種、ブランド
ソチラを軸に クラブを選び、購入されますけれど
クラブの使い易さや打ち易さ、慣れ、
スイングに与える影響の殆ど は
『シャフトの硬さ』です。
ヘッドは そのシャフトに対する『重さ』でしかない
と言っても 良い程 です。」