うちにあるバイクはぜんぶ空冷単気筒。
キャブなんかは一個しかないので楽チンで、ぼくでもなんとかなります。
でも同じ単気筒でもいろいろ違いがあります。
スペックを見ていきましょう。


レッツ4は2000年以降のモデルということで4ストロークの2バルブになっています。そして燃料給油方式がインジェクションになっています。
始動性、燃費はいうことないんだけど、チョイノリが多いスクーターということでバルブにカーボンがたまって圧縮もれとオイルの乳化が持病みたいです。


同じスクーターでもスーパージョグZR は2ストロークで給油方式がキャブレター。空冷で最強7.2馬力あります。2ストはカーボン噛みはないけどオイルでマフラーがつまることがあります。まあエンジンまわしてればそんなことはないんですけどね。
パワーは十分で4ストとは別物です。


YB-1は、ジョグと同じ2ストロークなんだけど、ロータリーディスクバルブ。
エンジン横にキャブがあり、その間を穴のあいた円盤が回っていて、穴がきたらガソリンがクランクに入るというもの。
70年代からあるもので、ジョグについているリードバルブに変わるまで主流だったものです。
YB-1はビジネスバイクの流れなので2ストなのにパワーがありません。4ストのレッツ4といい勝負です。
まあ、ギア付きなので4ストスクーターならなんとか勝てるとは思いますが。


SRX は4ストでレッツ4といっしょなんだけど、4バルブで給油方式がキャブレターになります。単気筒はパワーがないんだけど、SRX は軽さが効いていてパワーウェイトレシオは4.5㎏/ps。
R32GTR(VスペⅡ)スペック
最高出力 280ps/6800rpm
最大トルク 36.0kg・m/4400rpm
パワーウェイトレシオ 5kg/ps
車両重量 1500kg
R32GTR よりいい数値(笑)
同じ空冷単気筒でも乗り味が違っておもしろいですね。