しっとう?岩田亜矢那

神戸で活躍するタレント「あやにゃ」こと岩田亜矢那さんを勝手に応援する非公認ファンサイトですか?

「死都日本」 石黒耀著 ☆ カルデラ型破局噴火は近い将来起こるのか?

2014年12月12日 23時26分13秒 | 読書感想文
小松左京の「日本沈没」のパクリと言えばパクリなんだけど、
本書で描かれている「カルデラ型破局噴火」は決してフィクションの絵空事ではない、
いや過去に7000年~1万年の一度の割合で実際に日本列島を襲っており
近い将来、再び発生する可能性は十二分にある。
実際、神戸大学の研究チームは今後100年間に日本列島でカルデラ型破局噴火が発生する確率は1%と試算している。

東日本大震災前とは言え、本書の中で
「本当に恐ろしいのは巨大地震より破局噴火」と書いている、
巨大地震が実質的に規模に上限があるのに比べ、破局噴火は青天井、
そして与える影響は地球規模となる。

若し本書のように破局噴火が九州で発生すれば、
日本列島は実質的に破滅する。

カルデラ型破局噴火レベルに達していない
1991年ピナトゥボ山噴火でさえ、20世紀最大の火山噴火と呼ばれ、
数年間地球規模で冷夏となり、その影響で日本でも平成米騒動が起こった。

本書の中では「日本沈没」と違って、もう?!という早い段階で破局噴火が発生する。
もうちょっと前兆現象とかで引っ張っても罰あたらんと思うんだけど、
惜し気もなく、とっとと噴火する展開の速さ、
このスピーディーな展開にあっという間に読み切ってしまうんだけど、
途中で、著者の知識をひけらかすが如く、古代史の話が出てくるのは欲張り過ぎか?
きっどさんのように古代史ファンなら気にならないけど、
ふつーの人々にとっては、せっかくスピーディーな展開の腰を折ってるような。

そこさえ目を瞑れば、かなりの傑作!

意味がわかると怖い話1669 「ロボット作成」

2014年12月12日 00時32分54秒 | 意味がわかると怖いコピペ
今この実験場では新しい試みが行われようとしていた、ロボットの作成である。
転送台の前にはCPをいじくっている科学者たちがいる。
きっかけはひとつのアニメだった。
「『ビデオ戦士レザリオン』!?何ですかそりゃ?」
「これが今回の実験の元になったんだよ」
要はあるゲームの対戦ロボットを作っていた主人公のCPとジャンボジェット旅客機を
転送しようとした博士の実験が有る理由で重なってしまい偶然からロボットが出来上がって
主人公がそのパイロットになって敵と戦うという昔はあまり受け入れられなかった
アニメだったそうだ。
「つまり、それを応用してロボットを作り上げるんだ」
「でもこれ設定だけですよね、媒体は・・・?」
「何のために日米合同でこの研究を行ったと思うんだね、媒体が乗っている
 転送機はアメリカにあるんだよ」
「すげぇ・・・・」
そうこういっているうちに実験が始まった、科学者たちがCPを巧みに操って
ドンドン転送台からロボットが現れる。
「うわぁ、本当に出てきた」
あっという間にロボットが現れた、ロボットアニメは子供のころは見ていたが
おとぎ話と同じで全く出来ないものだと思っていたのに・・・。
「どうかね?」博士が聞いてきた。
「素晴らしいです!あ、そういえばこのロボット媒体は何ですか?」
「あ、言ってなかったかね?米軍が譲ってくれた数機の『オスプレイ』だよ」

《解説編》意味がわかると怖い話1668 「サンドバッグ」

2014年12月12日 00時17分19秒 | 意味がわかると怖いコピペ
Aは父親である前会長を殺して、
遺体をサンドバッグの中に入れている。

因みに本物のサンドバッグの中身は砂ではなく布類。
昔、マンガであった猛烈なパンチでサンドバッグを破り、砂がザーッと落ちる描写は大ウソ。
だいたい「サンドバッグ」って名称自体が日本だけで使われる和製英語だし。