小松左京の「日本沈没」のパクリと言えばパクリなんだけど、
本書で描かれている「カルデラ型破局噴火」は決してフィクションの絵空事ではない、
いや過去に7000年~1万年の一度の割合で実際に日本列島を襲っており
近い将来、再び発生する可能性は十二分にある。
実際、神戸大学の研究チームは今後100年間に日本列島でカルデラ型破局噴火が発生する確率は1%と試算している。
東日本大震災前とは言え、本書の中で
「本当に恐ろしいのは巨大地震より破局噴火」と書いている、
巨大地震が実質的に規模に上限があるのに比べ、破局噴火は青天井、
そして与える影響は地球規模となる。
若し本書のように破局噴火が九州で発生すれば、
日本列島は実質的に破滅する。
カルデラ型破局噴火レベルに達していない
1991年ピナトゥボ山噴火でさえ、20世紀最大の火山噴火と呼ばれ、
数年間地球規模で冷夏となり、その影響で日本でも平成米騒動が起こった。
本書の中では「日本沈没」と違って、もう?!という早い段階で破局噴火が発生する。
もうちょっと前兆現象とかで引っ張っても罰あたらんと思うんだけど、
惜し気もなく、とっとと噴火する展開の速さ、
このスピーディーな展開にあっという間に読み切ってしまうんだけど、
途中で、著者の知識をひけらかすが如く、古代史の話が出てくるのは欲張り過ぎか?
きっどさんのように古代史ファンなら気にならないけど、
ふつーの人々にとっては、せっかくスピーディーな展開の腰を折ってるような。
そこさえ目を瞑れば、かなりの傑作!
本書で描かれている「カルデラ型破局噴火」は決してフィクションの絵空事ではない、
いや過去に7000年~1万年の一度の割合で実際に日本列島を襲っており
近い将来、再び発生する可能性は十二分にある。
実際、神戸大学の研究チームは今後100年間に日本列島でカルデラ型破局噴火が発生する確率は1%と試算している。
東日本大震災前とは言え、本書の中で
「本当に恐ろしいのは巨大地震より破局噴火」と書いている、
巨大地震が実質的に規模に上限があるのに比べ、破局噴火は青天井、
そして与える影響は地球規模となる。
若し本書のように破局噴火が九州で発生すれば、
日本列島は実質的に破滅する。
カルデラ型破局噴火レベルに達していない
1991年ピナトゥボ山噴火でさえ、20世紀最大の火山噴火と呼ばれ、
数年間地球規模で冷夏となり、その影響で日本でも平成米騒動が起こった。
本書の中では「日本沈没」と違って、もう?!という早い段階で破局噴火が発生する。
もうちょっと前兆現象とかで引っ張っても罰あたらんと思うんだけど、
惜し気もなく、とっとと噴火する展開の速さ、
このスピーディーな展開にあっという間に読み切ってしまうんだけど、
途中で、著者の知識をひけらかすが如く、古代史の話が出てくるのは欲張り過ぎか?
きっどさんのように古代史ファンなら気にならないけど、
ふつーの人々にとっては、せっかくスピーディーな展開の腰を折ってるような。
そこさえ目を瞑れば、かなりの傑作!