しっとう?岩田亜矢那

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『富士覚醒』 石黒耀著  記紀解釈私見のひけらかし本

2014年12月16日 15時51分19秒 | 読書感想文
同じ著者の『死都日本』が面白かったので続けて買ってみたら、
こちらは災害シミュレーションの形式を取ってはいるものの
75%くらいは徐福伝説と記紀に関する著者の私見を述べたもの。

古代史に対してある程度の知識と興味が無い人が読んだら、
間違いなく期待外れで、ほぼ途中でギブアップするね。

だいたいにおいて本書の中でも書かれている通り、
富士山の噴火は本来は非常におとなしいもので、
前回の宝永噴火がたまたま激しい噴火だったので、
政府は公共工事を付けたいが為に過度に国民を脅しているが、
むしろ宝永噴火が例外中の例外。
それでも江戸での被害はビビたる物で、
前著『死都日本』で語られたカルデラ破局噴火とは比較にさえならない。

だからクライマックスへ持って行き方もかなり強引。
災害シミュレーションと古代史私見の虻蜂取らずになってしまっている。

小説形式にするのは無理とちゃうかな~
この知識ひけらかし癖が抜けない内は。

意味がわかると怖い話1673 「いつも」

2014年12月16日 01時17分32秒 | 意味がわかると怖いコピペ
いつも仕事帰りは必ず道路沿いの商店街を通るんだけど、今日はいつもと違う道で帰った
だからいつも買ってる惣菜屋のコロッケは買わなかった
いつも寄る本屋さんにも行かなかった
いつも公園の入口で「こんにちわ!」と挨拶する小学生達とも会わなかった
初めての道はとてもドキドキした
初めての道は不安で一杯だった
いつもと違う、知らないことばかりだった
そして知らない綺麗な女と会った
不安とドキドキで一杯だった
道の途中ふいに女を抱きしめ、キスをした
心の中が滅茶苦茶になるのを感じた
だけど、不思議と冷静だった
だから私は思い切り突っ込んだ