同じ著者の『死都日本』が面白かったので続けて買ってみたら、
こちらは災害シミュレーションの形式を取ってはいるものの
75%くらいは徐福伝説と記紀に関する著者の私見を述べたもの。
古代史に対してある程度の知識と興味が無い人が読んだら、
間違いなく期待外れで、ほぼ途中でギブアップするね。
だいたいにおいて本書の中でも書かれている通り、
富士山の噴火は本来は非常におとなしいもので、
前回の宝永噴火がたまたま激しい噴火だったので、
政府は公共工事を付けたいが為に過度に国民を脅しているが、
むしろ宝永噴火が例外中の例外。
それでも江戸での被害はビビたる物で、
前著『死都日本』で語られたカルデラ破局噴火とは比較にさえならない。
だからクライマックスへ持って行き方もかなり強引。
災害シミュレーションと古代史私見の虻蜂取らずになってしまっている。
小説形式にするのは無理とちゃうかな~
この知識ひけらかし癖が抜けない内は。
こちらは災害シミュレーションの形式を取ってはいるものの
75%くらいは徐福伝説と記紀に関する著者の私見を述べたもの。
古代史に対してある程度の知識と興味が無い人が読んだら、
間違いなく期待外れで、ほぼ途中でギブアップするね。
だいたいにおいて本書の中でも書かれている通り、
富士山の噴火は本来は非常におとなしいもので、
前回の宝永噴火がたまたま激しい噴火だったので、
政府は公共工事を付けたいが為に過度に国民を脅しているが、
むしろ宝永噴火が例外中の例外。
それでも江戸での被害はビビたる物で、
前著『死都日本』で語られたカルデラ破局噴火とは比較にさえならない。
だからクライマックスへ持って行き方もかなり強引。
災害シミュレーションと古代史私見の虻蜂取らずになってしまっている。
小説形式にするのは無理とちゃうかな~
この知識ひけらかし癖が抜けない内は。